溝口健二
江戸後期、上田秋成により著された読本。中国、日本の古典から集めた怪異小説。
ヴェネチア銀獅子
1953年
京マチ子(羅生門、浮草)
現金収入の焼き物を売りたい兄。
侍になり立身出世を夢見…
「旦那に余分なお金を渡すとろくなことがないよ」と昭和の時代のおばちゃんたちから聞いたことがあります。
まさにこういう事ですね。
人間の欲望と業が描かれ、妻子を大切にせよという教えが込められていました…
京マチ子の表情やばーー!
そして、田中絹代のお芝居もすごい。そこまで顔が華やかなわけではないのに、とってもお芝居が細やかだし、常にひとつひとつの物事に反応して動いているし、田中絹代が往年の大女優と呼…
「貴方さえいれば他には何も…」
グッ、切ない!
バッキバキに決まってる絵。
どれだけ構図に時間をかけてるんだろと想像してしまう。
しかもCGが無い時代のシームレスなロケーション場面転換で「ギョッ」…