とにかく役所広司の演技が凄まじく、作品中で何回もカッとなってキレるのですが、その度にビクついて観ていました。ホント怖かったです。かと思えば優しい場面では、純粋過ぎる優しさで逆に勘ぐってしまうくらい。…
>>続きを読むWOWOW録画鑑賞
【W座・西川美和監督が描く人間模様】
"見上げてごらん、夜の星を……“
堅気として人生をやり直そうと悪戦苦闘する元殺人犯の主人公を、役所広司が魅力たっぷりに好演。『永い言い…
前科者が社会復帰しようともがく姿の悲喜交交が時にシリアスに、時にコミカルに描かれており、良くも悪くも「ああ、人間ってこうだよな」としみじみ感じました。
役所広司はキャラクターの実在感がひとりだけ段…
後味の悪さ
御涙頂戴もわかってやってるでしょう。
それでもこの終わり方が彼にとって良かったと思ってしまうほど、自分もやり直しができないと思ってしまうような歳になってしまったのか。
老人介護施設の…
とても好きな映画。
さすが、西川美和監督。文句なしにすばらしい。
ノンフィクション小説「身分帳」を原作に、一部現代風にアレンジされて描かれています。人生の大半を刑務所で過ごした、真っ直ぐな男。その…
真っ直ぐな人間が生き辛い世界、それは素晴らしき世界なのでしょうか。それでも良き人々がいて、社会とは支え合う世界なのか、助け合う世界なのか、認め合う世界なのか、そして本当の素晴らしき世界とは。異なる価…
>>続きを読むまっすぐな人ほど世の中生きづらい。そんな人ほど損をするようにできてる。
今の世の中って、なんでも自分にとって都合が良いように捉えて、時には見て見ぬふりもしないと社会に馴染めない。そんな中で人に頼り頼…
観て良かった。
人生において、予想できることはまずない。
どう生きて行くのか、人を傷付けないということは他人の傷に鈍感になることなのか。
鑑賞中は泣かなかったけれど、思い出して涙がじわっと出てくる。…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会