素晴らしき世界か。
三上が死ぬ時なにを感じてたのか。絶望?世間に馴染もうとした自分をどう感じたのだろうか。ジレンマもあっただろうが、支えてくれる人たちのために頑張ろうとしている姿は応援したくなった。…
おそらく見る人のほとんどにとって三上は身近な立場の存在ではないが、ストーリーのなかで愛着を抱かせていく演出がすごいと思った。その道に入った人が自分を曲げてまで馴染もうとしている世界がすばらしいものな…
>>続きを読む描きたい事は分かりつつも、強度としては物足りなさを感じた。
三上を描く上で、序盤の導入で他者の説明によって三上の人物像を作り上げようとしている点があまり好きではなかったし、その説明によって三上が家…
社会に合わせるということができずに生きてきた人の話。短気で非常識で社会性皆無なのに、その真っ直ぐさに惹かれる人たちもちらほらいる。しかし、だからといって居場所があるわけではなく、どこに行っても肩身の…
>>続きを読む出所した元ヤクザの三上。
彼をネタにしようとするテレビマンの津乃田。
答えが見つからない作品だった。
「ようやった、頼りんなるって 俺んごた人間でも目をかけてくれるもん」
これなんだよな…結局…
音楽の使い方はいつの通りに個性的。見せるべきところの抑制の効かせ方は他の監督と比較して積極的ではあるのだが、できればもう少しばかりストイックにするのがこの監督らしさだと思わずにはいられない。
役者の…
アマプラで存在は知っていてやっと鑑賞。
音楽が良くも悪くも穏やかで、「三上幸せ!これから楽しんで生きます!」みたいな終わり方はしないんだろうなって思いながら観てた。
旭川めちゃ雪積もってる。自分の…
社会のレールから一度でも外れたら戻ることはこんなにも難しい。自分の感情にまっすぐな三上が刑務所から出てから社会に戻ろうとする話。過去の経歴から最初はみんな警戒したりするがすっごい努力してなんとか社会…
>>続きを読む作中にあった
「シャバはしんどいけど空は広い」
この言葉が全ての映画だと思う
最後のシーンの推測
普通ではなかった過去による警察が集う、その反対に今を生きたことによって集う人
人が死んでしまうがそ…
©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会