『すばらしき世界』
Filmarksの試写会に当選して観ました。
原案は佐木隆三さんの『身分帳』
監督、脚本は西川美和さん、これまでオリジナルのみだった西川監督が、
初の原作物に挑んだ作品。
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【試写会にて鑑賞】
西川監督作品は恥ずかしながら初見である。
題名の第一印象は、宗教関連か、あるいは自己啓発系のなにかなのでは?といったところで、原作も監督も全く確認していなかった。(し、実を言うと…
役所広司さんが演じる男は4歳から養護施設で生活し、少年院や暴力団事務所、出所したばかりの刑務所も含め、転々としていた。それでも生まれた福岡の言葉で話すことや、目つきが鋭いのはそれまでの生活がそうさせ…
>>続きを読む小説は既読。
そうしたら映画もあるではありませんかならばと鑑賞。
方言に全然違和感ねぇ〜すげぇ〜と思ってたら役所広司さんは長崎が生まれなのねぇ
今まで観た役所さんの中で一番凄かったかも。ベテランの…
数少ない映画監督で観る映画。
役所広司の純粋なおじさんが、出所後、社会と上手くやっていくお話。まわりの人のサポート有りながらも、短気は損を体現するけど、その人柄があって支えられて人生をやり直していく…
正直ものはバカを見ると言うかなんと言うか、今まで見て見ぬ振りをして来たものが一気に押し寄せて来て苦しくなる。世間ってこんなもんよなってテキトーに生きれてる自分の安心感とそれの一部なんだよなって思わせ…
>>続きを読む©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会