映画を観ながら6回ほど泣いたのだが、寝不足のせいか、どこで泣いたのか、どうして泣いたのかをはっきり覚えていない。
“すばらしき世界”
題名通りでありながらも、皮肉めいている。
どこまでも正義感が強…
Amazonプライムで評価が高かったので、観てみることに。
結果、本当に観てよかった。
冒頭の場面。わたしには主人公の三上は刑務所の役人たちに愛されていたのではないかと思った。でも見送られてい…
この世界は善意に満ち溢れているけど、それと同じぐらい悪意にも満ち溢れている。
三上はまっすぐすぎる。一度こうだと思うと、それを変えることができない。車がなくなったって仕事はできるのに、車がない…
題名が皮肉のように、見えなくもない。心や耳に蓋をしないと乗り越えられない日常が「普通」だなんて、そうだよな、やってらんないよなと思う。ただ、そんな救いようのない世界でも、人との繋がりが温かさとなって…
>>続きを読む©佐木隆三/2021「すばらしき世界」製作委員会