星付けがなんとも難しい映画だった。エンタメ度は自分が理解できなかったこともあるがほぼ皆無に近い。しかし一つ一つのシーンが美しいのと、イングマールベルイマンが撮っているという芸術的な映画だから面白さを…
>>続きを読む 騎士と死神がチェスをするシーンはかなり印象的、後続の他の作品で擦られまくってるのはここから来ているのかと納得。
十字軍とペストは史実ベースだともうちょっと時代差があるようですが、神の…
DET SJUNDE INSEGLET
「子羊が第七の封印を解いた時ー
およそ半時間のあいだ 天に静けさがあった
七つのラッパを持った七人の御使いがー
ラッパを吹く用意をした」(「ヨハネの…
信仰とは何なのか。
姿を現した身近にある死と、沈黙する神に求める救い。
一体なにを頼り信じるべきなのか。
死神のビジュアル堪らんな。
これ以降、死神のビジュアルを大きく決定付けてしまったのがこの作…
どこかディストピア的にさえ感じる
疫病の蔓延した退廃的な世界観が好みだった。「死神とチェスをする騎士」という設定もその絵面だけで心掴まれるし、死神のキッチュでバカっぽいが、確かな存在感のあるヴィジュ…
初ベルイマン。もっと小難しいと思ったけど、旅芸人一座や鍛冶屋のおじさんらコミカルなキャラクターも登場し観やすかった。
いろんなとこに出てくる死神のビジュアルはやっぱり強烈。神の不在、信仰の揺らぎ、…
確かに、できることならば神を感じたい。現代に生きるとは安全のために神の感覚を捨てることだ。しかし、この神的な感覚を求める本能的欲求を人から取り除くことはできないのだ。その結果、人は様々なはけ口を求め…
>>続きを読む“お前は?”
“死だ”
“私を迎えに?”
“ずっと隣にいた”
【感想】
死、そして神を取り巻く人間の様々な態度が群像劇らしく描かれていて楽しいね。実存主義的な言動のヨンスが良いキャラだ。成果…