負の感情を抑制できずに周囲に伝搬させてしまうこと自体は、鬱病である事実が免罪符として効いてくるのかもしれないが、この主人公にはもっと捻くれて、それでいて幼稚で自己陶酔的な自己中心さを感じた。例えるな…
>>続きを読むアル中で人生に嫌気がさした男の人生最後の2日間を描いたフランス映画。
ルイ・マル監督『死刑台のエレベーター』はサスペンスとして結構面白かったんですが、今作はおしゃれな映像と哲学的で小難しい会話を楽…
このレビューはネタバレを含みます
一度巣食ってしまったものは、深く重く根を張り身動きをとれなくさせる。戦争で心に傷を負い酒に溺れ麻痺していた頭は、コップが空になることで鋭敏になり暗い方へと向かっていく。明確な計画が心に安寧をもたらす…
>>続きを読む★2256作品目
☆2023年︰43作品目
会った人たちが
後に主人公の自殺を知って
「この間会ったばかりなのに!
何か変な事言ったのかな!?」
って罪悪感に苦しみそう。
自殺なんて自己満足なん…
自殺を決心した男の最後の48時間。
いやー、これそもそも「死を決心する」って理解し難い上に共感するとこっちまで陰鬱な気持ちに追い込まれる。非常に健康に悪い映画。
あくまで個人的な思いですが、フラ…