もやっとふわっと、余白がたくさんな作品だった。親が新興宗教にハマる。それは娘の病気を何とかしたい、藁をもつかみたいくらいな状況から。そして娘も健康になっていったからというところで信じ込んでいったのだ…
>>続きを読む【個人的感想】
人間、何かを信じることで生きていくことができるのかもしれない。
ちーちゃんの両親にとっては宗教だった。
ちーちゃんの叔父やまーちゃんにとって宗教は信じられるものではなかった。
…
良い悪いは別として、生まれながらにその宗教下(環境)で育つと、それが当たり前、常識だから、世間の非常識であることに到底気付かず、まっすぐ純粋に信じてしまうと思う。
ちひろが親元から離れなかったのは…
宗教は弱者を救うためにあるべきで、弱者から搾取するものであってはならないとずっと思っている。この映画はほぼドキュメント。いまの新興宗教のリアルを映している。彼らは信者に、怪しい行動をさせて周囲の人間…
>>続きを読むカルト宗教に心酔する家族の話。
芦田愛菜さんの演技力の高さに圧倒される。
カルト2世として自分のせいでカルトに家族がハマっていった負い目、つまりはカルトに救われた自分と、現実の中での拒絶やひどい…
永瀬、くしゃみしてんじゃん!
風邪ひいたんだろ!
まぁ、愛菜ちゃんからしたらどんな人間だろうと親。宗教に入ってるって事実も、カッパと揶揄されることも心のどこかで疑いつつもやっぱり親。娘の病気を水が…
あやしい宗教入ってて家がどんどん貧乏になってくよ。
なべちゃんは宗教のこと理解してそんな家庭じゃなくチヒロを見てる。なべちゃんみたいな友達がすぐ側にいたから信仰心はあっても客観的に見れていたんだろう…
胸に重石がつかえたような苦しいラストでした。観ている私でさえ、そうなのだから、多感な時期のちひろはどれだけの苦しさを呑み込んでいるのだろうかと、また苦しくなりました。愛しているから苦しい。ちひろの両…
>>続きを読むもし、病気で困っている時に医者が、学校で困っている時に先生が、救ってくれていたのなら、ちひろは世のセオリーどおりの人生を送れたのかもしれない。
でも、人生はそうとは限らない。手をさしのべるのは、映…
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