三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実に投稿された感想・評価 - 498ページ目

『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』に投稿された感想・評価

Nove

Noveの感想・評価

4.3

まだ言葉の力、思考を本気で闘わせる事が出来た時代。ナショナリズムの葛藤の中でも三島由紀夫と言う人物が鮮やかに浮き彫りになっている。思わず先生と言わせてしまう程の説得力と正面から立ち向かう真摯な姿勢は…

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yuko1224

yuko1224の感想・評価

3.9

ピュアに面白く興味深かったー!
50年前の映像を使ったドキュメンタリーということで、半信半疑でしたがいい意味で裏切られました。
1970年代初めの時代背景、反米愛国の本音でシンクロする右翼と左翼、迸…

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熱量を作り出すのはやはり相手への信頼なのだと思う。同じ言葉が通じて、ユーモアが共用できる。その確信があるから、想いを自分の言葉のまま思考と同時に発露できる。そのリズムと飾らない言葉、ともすれば論理的…

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芥氏の残した「媒体としての言葉が力を持っていた最後の時代」という「言葉」が頭を離れない。メディアの登場、そして多様化に伴い人々は言葉を失っていった。言葉を失うと同時に熱量も失い、ただただ保身のために…

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知性と知性のぶつかり合い。凄いものを見た。
1969年ころの学生、こんなにも自分たちの考え方を持ち、政治に対しても真剣に考えてたんだと改めて思った。自分ならどういう考え方をしたのだろう。
三島由紀夫…

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最初に正直に告白してしまうと、オイラは三島由紀夫氏の小説を読んだことがありません。監督をした自主制作の「憂国」のDVDが出た時に興味本位で購入したが内容はピンとこなかった。あとは若松孝二監督が監督し…

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このレビューはネタバレを含みます

結構面白い 芥正彦と観念的なことを議論し始めたときは「ああもうここからはついていけないな」と思ったがその部分以外の三島はかなり話し上手だった あの時代はみんな何かに燃えていたのかな 反米愛国主義の火…

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三島由紀夫が割腹自殺をする一年前、単身東大に乗り込み全共闘との討論会に臨む姿を描いたドキュメンタリー。
難しく観念的なことは勉強不足で分からないが、思想が対立する相手を前に敬意を抱きながら丁寧に対話…

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XTC

XTCの感想・評価

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2020.03.21
浅い。どちらの側も超越論的で、そうした超越論は冷戦構造のなかで生まれてきたということの意味をもっと掘り下げてほしかった。それから元全共闘の学生たちがなぜ普通に大学を卒業し、グロ…

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構成がみやすい。熱情と行動の無効性という意味で共通している双方によるパフォーマンス。三島の風俗的ないしは個人的天皇の呪縛、全体主義への憧憬、伝統を礼讃することにたいしそれを全く理解できない全共闘側の…

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