これ、原題超お洒落なんですよ!
ミスコンという、あるべき姿、然るべき行動(= behavior)が恣意的かつ性差別的に定められた大会に反対した女性達の映画。
彼女たちは審査員にとってのMisbeha…
セクシズムとルッキズムとレイシズムをまさに行ってきた"映画"というメディアが成し得る、まだしも誠実なフェミニズム映画だと思った。複合的差別の視点も重要である。
デビュー当時から美貌を取り沙汰され、…
・この映画の「功績」(?)
→舞台となっている1970年代は、第二波フェミニズムの真っ只中である。第二波フェミニズム運動のなかでは、「個人的なことは政治的なこと(The personal is po…
これはもぅ、どの立場の女性でも複雑。
サリーたちの熱い想いも正解だし、国の女性たちに自信を与えるためにミスコンに出場して勝ち抜くも正解だし、サリー母の言う「狭い世界」の中で精一杯生きるもわかる。
ど…
女を性的に、トロフィーワイフ的に、物扱いする男達ばかり出てきて気持ち悪いし腹が立って何度も見るの辞めたくなったけど、最高の映画だった!過激活動と言われようと、こういう女性達が戦ってくれたお陰で今があ…
>>続きを読むスポットライトの感じが本番そっくりでびっくりした。
ミスコンに向けて直向きに頑張る人と反対する人をうまく描いていて、不思議な気持ちになった。ミスワールドが発表されて、ファイナリストが抱き合う姿は今も…
女性解放運動をさぐりさぐりやって行く70年代のイギリスの女性たちと、ミス・ワールドに選ばれた各国の女性たちを描いたとてつもないパワーをもった映画でした。
グロリア・スタイネムの半生を描いた『グロリ…
ミスコンのあまりの醜悪さにウエッとなる。マンスプ、トンポリ(もちろんセクハラも)の嵐だった。ラストに「今の」「彼女たち」が出てくるのだけれど、めちゃ泣いてしまった。ちゃんと老いてくる彼女たちを見れる…
>>続きを読む© Pathé Productions Limited, British Broadcasting Corporation and The British Film Institute 2019