雪が積もったチリの美しい山脈とは裏腹に、とても悲しい映像ばかりで昔の第二次世界大戦を思い出してしまった。
本当に同じ人間なのか、2度見3度見してもやっぱり同じで、3.11のような地震やコロナよりも…
「国破れて山河あり」そんな言葉が似合いすぎる。杜甫も草葉の影でにっこりでしょう。何せアンデスの山々が美しすぎた。
クーデターから民主主義の復活まで、変わらず雄大なアンデスが度々映されるのが印象的な…
これはスゴイ。
アンデスの雄大な美しさの
ドキュメンタリー、と
思っていては裏をかかれた。
クーデターにまつわる人と
チリの実話。
まざまざと当時の映像に
打ちひしがれる。
次世代へ残さないといけ…
アマプラです。1973年のクーデター時の映像が中ほどにショッキングなほどあります。全然知らなかった。カンヌ映画祭受賞したとのことで期待してましたが、アンデス山脈の映像の間に挟まれた悪魔のような時代の…
>>続きを読む改めてよく生き延びたなと思わされるパトリシオ・グスマン監督。この語り口と語り声には毎回惹き込まれる。冒頭から圧倒される天の視点というか視線。海や原野を見てきたこの視線が見おろすアンデスの山々は、まる…
>>続きを読む私的な部分が強くて、「あの時チリでは何が起こっていたのか」というより「あの時我々はどう感じていたのか」みたいな作品だった。抗議集会を行う群衆に向かってものすごい水圧で放水する衝撃的な映像を筆頭に興味…
>>続きを読む(c) Atacama Productions - ARTE France Cinéma - Sampek Productions - Market Chile / 2019