「どういうわけか ヨーロッパ人には
民衆や顔を描くことが必要になったのだ」
考えたことはなかったけど、確かに「肖像画」って不思議な存在。
美術品って、亡霊みたいだね。
ナポレオンはルーヴル美術館…
[戦争に負けた今、ルーヴルとはなんだ?]
美術館ものということで、思い出すのは『エルミタージュ幻想』だが、本作品は物質としてのルーヴル美術館よりは歴史や概念としてのルーヴル美術館に主眼を置いている…
【「過去」が層をなす美術館】
第35回東京国際映画祭にてアレクサンドル・ソクーロフ新作『フェアリーテイル』が上映される。本作はディープフェイクを用いてヒトラーやレーニン、イエスキリストを同時共存させ…
エルミタージュ幻想やファウストなどで知られるアレクサンドルソクーロフの作品。ルーブル美術館と、フランス、ドイツの戦争の話。
切り口が斬新な半ドキュメンタリー風の作品でした。監督自身の主張が強く若干…
あのルーヴル美術館の作品たちは、この歴史の中で守られてきたお陰で見れたのかと思うと感慨深い。
フランスの戦時中の歴史や、今との映像の融合が面白かった。
パリの街中を歩いたからこそわかる景色。
元々宮…
皇帝ナポレオンとナチス、あるいははるか古代の王が所有する美術はそれぞれの所有者の権力をディテールにおいて完璧に示し、時として全体主義の目的と合致するが、同時にそれらの顔は所有者たちを凌ぐ潜在力を持ち…
>>続きを読むこれは意外とちゃんと良いですよ。
エリセとかアラノヴィッチみたいだなと思った。
ドローンでパリの町並みを空撮したかと思いきや、大戦中の映像、映画が巧みにコラージュされて、新旧の映像対決みたいでエモ…
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