カメラは雲の中をゆっくり進み、雲を抜けた先に膨大な時間そのものが積み重なったように荘厳なアンデス山脈が現れ、そのふもとに広がる驚くほど近代的なチリの街並みを映し出す。冒頭のこの風景への怒りと悲しみが…
>>続きを読む2019年、チリ、ドキュメンタリー。
作家や彫刻家、映像作家(ドキュメンタリー)のインタビューを交えながら、チリの60%の面積を抱くアンデス山脈と、ピノチェト独裁政権下のデモと抑圧、犠牲になった人…
恐怖のピノチェト・クーデター政権から逃れるため、南米チリからフランスに亡命した映画監督の、エッセイ風ノンフィクション作品です。
監督は、自らも身柄拘束された経験があるパトリシオ・グスマン氏。1…
新鮮だったのは、チリの首都ってこんなにでかい街なんだってこと。
この映画の表現手法であるポエム的なものは、あまり魅力がわからなかった。悪かったというのではなく、ポエムリテラシーがないので、判断できな…
かつてパウリーナ・フローレスの『恥さらし』という小説を読んだときのこと。1990年代から現代に至るまでのチリを舞台にしたこの短編集に、いわゆるマジックリアリズム的な筆致を期待していたわたしは、この若…
>>続きを読むチリ弾圧の歴史を描いたドキュメンタリー3部作の最終章。
本作は
①アンデス山脈の映像
②インタビュー映像
③過去のデモの映像
から構成されているが、①の割合が多過ぎるため、言いたいことが伝わって…
【パトリシオ・グスマン山から故郷へ】
『チリの闘い』、『光のノスタルジア』、『真珠のボタン』と一貫してチリの歴史を扱っている巨匠パトリシオ・グスマンの新作『La Cordillera de los …
(c) Atacama Productions - ARTE France Cinéma - Sampek Productions - Market Chile / 2019