夢のアンデスに投稿された感想・評価(★2.1 - 3.0)

『夢のアンデス』に投稿された感想・評価

2.5

美しくも峻厳なアンデスの山々に祖国への複雑な郷愁を託して描かれるチリの歴史と今の姿。軍事政権の下に深く刻まれた傷を語り継いでいこうとする使命感には全く頭が下がるが、新自由主義的経済政策とその結果とし…

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2019年、チリ、ドキュメンタリー。

作家や彫刻家、映像作家(ドキュメンタリー)のインタビューを交えながら、チリの60%の面積を抱くアンデス山脈と、ピノチェト独裁政権下のデモと抑圧、犠牲になった人…

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Luna
3.0
ピノチェット軍事政権時代に経験した恐怖や悲しみは、アンデス山脈の雄大さにも劣らないほどだろう…
真一
3.0

 恐怖のピノチェト・クーデター政権から逃れるため、南米チリからフランスに亡命した映画監督の、エッセイ風ノンフィクション作品です。

 監督は、自らも身柄拘束された経験があるパトリシオ・グスマン氏。1…

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前半20分は寝てしまったが、後半のピノチェト政権下の映像は衝撃を受けた。まだまだチリについて知らないことばかりで、みのほぉをしりました

新鮮だったのは、チリの首都ってこんなにでかい街なんだってこと。
この映画の表現手法であるポエム的なものは、あまり魅力がわからなかった。悪かったというのではなく、ポエムリテラシーがないので、判断できな…

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かつてパウリーナ・フローレスの『恥さらし』という小説を読んだときのこと。1990年代から現代に至るまでのチリを舞台にしたこの短編集に、いわゆるマジックリアリズム的な筆致を期待していたわたしは、この若…

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チリ弾圧の歴史を描いたドキュメンタリー3部作の最終章。

本作は
①アンデス山脈の映像
②インタビュー映像
③過去のデモの映像

から構成されているが、①の割合が多過ぎるため、言いたいことが伝わって…

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3.0

【パトリシオ・グスマン山から故郷へ】
『チリの闘い』、『光のノスタルジア』、『真珠のボタン』と一貫してチリの歴史を扱っている巨匠パトリシオ・グスマンの新作『La Cordillera de los …

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