"魂を抜かれるのは撮る側も同じ"
1971@ニューヨーク→熊本
史実を基に脚色した映画。劇中で特にスリリングな3つのシーンはフィクション。
それを差し引いても人間が他の人間を人間として扱わないおぞ…
1971年。雑誌「ライフ」のアメリカ人報道カメラマン。
日本企業が水銀放出で住民に重大な被害を出した水俣病を取材しに日本に来る。
実情を報道して解決、ではなく国と企業の不誠実な対応で何十年も経ってる…
一人の写真家が写した社会問題
水俣で生ける命を納め、
人々の戦いを証明する____
理不尽な公害により
劣悪な環境で生活を余儀なくされた水俣市民
悪は明白でも、白日の下に晒せないのが公害
映画…
加害者はチッソ社だけなのだろうか。
企業経営には様々な関係者が関わっている。株主、経営者、従業員、仕入先、販売先、監督官庁等々。それらに関わる家族・親族も含めれば、その数は知れない。チッソ社、政府…
歴史の教科書に書いてあることって
どこか昔の話で、知識のひとつだと
時間的にも心理的にも距離を感じてしまうけれど、
そうじゃなくて、今も続いていることなのだと
映画というファインダーを通して見え…
髪型と髭とメガネと体型がなんか庵野秀明っぽい。エンディングすらも世界各国の企業や産業発展のために被害にあった人達の周知と撲滅への意思が感じられるのが良いですよね。地元住民の話し方や発声からか聞き取…
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