5月の花嫁学校の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「5月の花嫁学校」に投稿された感想・評価

皆さま低評価だけど意外とちゃんとストーリーあった(アッ、何様発言😆)
1968年″理想の主婦になるための鉄則7ヵ条″を教え込む家政学校の女校長ジュリエット・ビノシュ。ウサギ肉の骨を喉に詰まらせて突然死したエロ爺さん夫が競馬で作った借金が発覚して破産しそうになり「何とかせねば!」と立ち上がり元カレとの恋が再燃しフェミニズムに目覚める、というのが大雑把なストーリー。この全寮制の学校の少女たちがガールズトークしたり歌いながら踊ったりするシーンがみずみずしくて『バージン・スーサイズ』ばりに美しい。少女たちにも色々な事情がありながらも自由に生きたいと望み葛藤するのもしっかり描かれている。
かつてナントカ(←あくまでド忘れ😅)の闘士だった家政学校のシスターも、亡き夫の妹ロザリンドも良いキャラ。ロザリンドがダサーいロングヘアを自分で切った時、それを見た皆が大拍手するところあったかくて良かったです。
「ママか売春婦か」のどちらかしかなかった時代から「良妻は自分で稼ぐ」新しい世界へ。
Mai68〈5月革命〉のパリに向かって行進する女たちに幸あれ!
smash the patriarchy!

元気をもらえる映画!
フランス映画だなぁ
ダンナさんが喉にものを詰まらせて、何故か外に駆け出していくのだけど、それを二階の窓から引きで映す構図が印象的。元レジスタンスのシスターっていう設定が面白い。でも映画としてはいまいち。
skm818

skm818の感想・評価

3.8
時代は1968年、アルザス地方の田舎にある花嫁学校を舞台にしたシスターフッドあふれるコメディ映画。女はおとなしく男に従い良妻賢母であることがよしとされた時代に、違和感を疎かにせず立ち向かうことを選びとっていく女性たちの話。ジュリエット・ビノシュ演じる校長の妻がとてもいい。花嫁学校の教師として心構えや礼儀作法などを教える一方、夫との生活には不満もあった。部下のマリーテレーズにしても義妹のジルベルトにしても、身の回りのことは一人でなんでもできるのに、生徒たちには良き妻たれと生活技術を教え込む。家事や料理の技術自体は身に付けていて困るものではないし、生徒たちもちゃんと学んでるんだよな。ただほとんどの生徒は家の都合で入学させられてるようで、なかなかおとなしくしない。教員の側も決して淑女ではない。その矛盾が、終盤に向けて建前をかなぐり捨てる方向に進んでいく素晴らしさ。いきなり歌い出すんでびっくりするけど。否定されているのは、良妻賢母であれといった価値観であって、家事や料理じゃないんだよなあ。自分は料理もするというアンドレにポーレットが、ややこしい料理のレシピを言わせるところは最高だった。
上品なマダムから革命家に変貌する主演のジュリエット・ビノシュの身のこなし方が流石です。

軽快で楽しい映画だったけど、「女性は男性の所有物ではない」圧力が私には強く感じられ、歌やダンスで強調しなくっても通じてるよ!!!っと思いました。

日本女性の地位の低さに加担してしまった自分に言われたくないだろうけど、、、、、


主人公の元カレについて。
彼も女たらしのクソ男だったら、もっとこの映画が面白かったと思うのは私だけですかね。
三文恋愛小説のヒーローみたいなキャラで現れたら、逆に引くじゃないですか(笑)

また、映画の中の花嫁学校で教えられている事は、慎み深く夫へ従う事や間違った性教育を教えている以外は、職業訓練校ではないですか!
夫への云々を除いて、性別を問わず入学させたら立派な専門学校ですよ。
ヴァン・デル・ベック家政学校は、今後職業訓練校に転身か?!

最後に。
メインの4人の生徒さんは皆さん綺麗だったので今後注目していきたいですね。
くぼ

くぼの感想・評価

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女の人たちがだんだんと自由になっていく、最後がすごく良かった、思わず泣いちゃいました

みんな〜自由に生きて自由に恋愛しような〜!幸せになろうぜ〜!
レモネード飲みながらラジオから流れる流行りの曲に合わせて踊るシーン
 先を生きた人たちが自分らしく戦ってきてくれたからこそ私たちの今があるのだと、改めて感じさせてくれて特大の勇気をくれる愛すべきフェミニズム映画(あえてそう呼びたい)。パリに向かう最中の自由を唱い始めるミュージカルシーンからが特に、胸が熱くなって涙腺に響いた。
 始終軽やかな空気でコメディ要素もふんだんな楽しい作品だったけど、真剣な顔で語ってしまうとほんと笑えないことばかりだもんね。
 私たちは誰の奴隷にもならない、私が従うのは私だけ。後を生きる誰かのためになんて言わない。私は私の美意識に従って、この先にあるいかなる理不尽や不寛容とも戦い抜いてやるぞと、エンドロールの最後の最後で最もつよつよな気持ちにさせてくれる。絶対最後まで席を立っちゃダメ!
 

それにしたってジルベルト、なんて愛らしく優しいの...😭だいすきになっちゃう!
 
Sachika

Sachikaの感想・評価

3.5
1967年フランス。
パリが五月革命の波に揺られる一方で、小さな田舎の村では、未だ女子は良妻賢母になる様、家政学校で学び、しがらみの中で大人になる。
女性はこうでいなきゃ、何てナンセンス!
古い考えをふっ飛ばす、新たな風が気持ち良い。主役は私たち。

「これは革命よ!」

時代の流れ・革命の兆し。
時代に翻弄され、夢も恋も、何もかも縛られ、「古き良き時代の女性像」を押し付けられた女性たち。

職業、政略結婚、性的嗜好、
時代背景によるしがらみがたくさん描かれているから、先生の恋愛の話よりも、もう少し深く掘り下げてほしいとは思うものの、「革命や解放」というキーワードで突き進む女性たちの姿は晴れやかで美しかった

カラフルなファッションや、クラシカルな制服、内装や小物もレトロで可愛らしいのも、この映画の魅力。
それから生徒の1人、Anamaria Vartolomeiちゃんにすごく見覚えがあったのだけど、ヴァイオレッタの子だったとは…!
田舎町の旧時代的な花嫁学校に娘たちを夫に従う良妻にする為、親たちは通わせるわけだけど、折しも時代は若者たちが社会や制度に対して蜂起した5月革命の頃。自由な恋愛と人生を求める少女たちや、夫の死後、夫の不始末発覚、さらにかつての恋人と再会して女校長(ジュリエット・ビノシュ)も目覚めてしまう。
いろいろ描き方に不足はあると思うけど、生徒役のメインとなる少女たち皆可愛いし、ミュージカルシーンも好きよ。
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