映画の作りとしては、正直「うーん…」と首を傾げるところが多かったです。何というかいちいち説明しすぎなんですよね。で、説明しすぎなのに辻褄が合わないというか、すごく恣意的に感じてしまう。
だけど、そん…
新文芸坐にて『湖底の空』と2本立て&トークショー付き上映で鑑賞。
まだ20代半ばの宮崎彩監督が、まだ大学生だった約3年前に撮られたという本作。
しかも大学生の身でありながら、子役時代から活躍して…
3日限定の上映。初日は満席で入れず。なんと3日目も満席。ギリギリで入る。地元出身の若手監督の舞台挨拶があり、応援団がかけつけたかと。
話を聞いてみると、監督はなかなかの才女。選ぶ言葉もどこか文学的…
ナチュラルな雰囲気がとても良い。
ご飯茶碗で食べるカレーや変色した電子レンジ、ヘタった食器用スポンジさえ微笑ましい。
観て良かったと素直に思えた。
宮崎監督にはぜひこの路線を極めてほしい。
さくら…
「気持ちの発芽をこんなにも丁寧に描ける人ってどんな人だろう?」と上映後の監督の登壇を楽しみにしてたら、めっちゃ今風の人が登場してきて、それも含めて「良いものを見させて頂きました」となった。
ただ、…
子役の頃からずっと気になっている福田麻由子。当時から大人びた雰囲気で、つんと一段高いところにいる印象だったけど、本作ではそれが「何でも器用にこなせるけど、何事にも熱が足りない」というヒロインさくらの…
>>続きを読む怪作。
福田麻由子演じる、全てを無難にこなす主人公が、保育施設で働くこととなり、ある園児の父親に仄かな恋心を抱く。
まずこの男に強烈な違和感。
目を見て話さない。きちんと挨拶しない。ごはん作ってもら…
©AyaMIYAZAKI