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「ファーストフード・ネイション」に投稿された感想・評価

655321

655321の感想・評価

3.5
自社のハンバーガーのパテを解析すると
牛糞の成分が検出された。
実態を知るために
田舎町の工場へ調査に向かう———。

という始まりから『スーパーサイズ・ミー2』のような杜撰な管理体制への切り込みかと思いきや、更に更に問題は根深いことがわかってくる。


そこにあるのはどん詰まりの現実。
少なくとも本人はそう思っている現実。

主に移民が勤める(いや務めると言うべきかもしれない)工場。
死の匂いがたち込めるこの場所で、
時には涙しながら現実と闘う。

店舗でレジ打ちをする若く美しい学生は
「全てが均一なここはリアルじゃない」
と辞職し、店長に失望される。

そして冒頭に出てきた本社の人間は
全てを含めた“現実”にぶちあたる。


現実の壁。階級の壁。

そして“現実”の結晶であるハンバーガーを
移民の子たちは目を輝かせて食べる。


このありふれた現実に
怒りや悔しさより諦めが先に来てしまう
自分が悲しい。
monaminami

monaminamiの感想・評価

4.7
いまじゃあ皆んなもう当たり前だけど、臭いものに蓋して商売show by!てなアメリカの特に田舎のロードサイドの下層のいろいろ。けっこう豪華な出演者に、まだ若いポール・ダノ♡アヴリル・ラヴィーンとか時代を感じる。
もう、年齢もそうだし、加担したくないからファストフードもファストファッションもコンビニも、大企業のものはなるべく避けて暮らしたいですネ。BIG ONE!
otom

otomの感想・評価

4.7
色んな奴が出てる。群像劇っぽい仕上がりでそれぞれは中途半端な具合なものの、大テーマがハッキリしているので良いじゃないだろうか。みんな薄々気付いてる、もしくは承知の事実を改めてやるところに意義がある。クリス・クリストファーソンの下りの大企業に支配されたほとんどSFの世界って話とブルース・ウィルスの焼けば問題ないって下り、ざっくり云うと人類ってそんな感じで構成されてるような。とりあえずは個人の努力として、国道沿いにあるタイプの店なんかには極力財布の紐を閉めねばと思わせる。見える範囲のコンパクトな生活が一番よって野坂昭如が言ってた。
俺は牛だ。

きっと自由なハズなのに
もうあきらめて
終わる日をただ待っている。

世界は今日も弱者の涙で成り立っている。
kuu

kuuの感想・評価

3.4
『ファーストフード・ネイション』
原題Fast Food Nation.
製作年2007年。上映時間108分。

大手ハンバーガーチェーンでの“牛肉パテへの大腸菌混入”を巡る人間模様を通して現代社会が抱える問題をあぶり出した衝撃作。
ドキュメンタリーを製作しようとしたが、撮影が難しいと判断しドラマを作ることにしたという。
大手ハンバーガーチェーン、ミッキーズのマーケティング部長ドン(グレッグ・キニア)は、パテからの糞便性大腸菌検出の報告を受け、調査のためコロラドの工場へ。
一方そのころ、密入国したメキシコ人シルビア(カタリーナ・サンディノ・モレノ)の夫ラウル(ウィルマー・バルデラマ)は、ミッキーズと契約する精肉工場で働き始める。。。

あまり知られてへんが、ケンタッキーフライドチキンのキャッチフレーズは『指まで舐めちゃう美味しさ』(It's finger lickin' good.)

ミスタードーナツはドーナツ通じていいことをたくさん体験していただきたいちゅう願いを込めて、『いいことあるぞ Mister Donut(ミスタードーナツ)』は比較的しられてる。
が、意外にもアメリカで創業していたミスタードーナツを、日本全国でフランチャイズ展開できる権利を、お掃除株式会社ダスキンがかったってはなし。
あと、ミスタードーナツの姉妹店(地の利を活かして)のパン屋『スペイン石窯パン酵母はちの子』は近くにあり、良く買って食べるが、カレーパン旨い。

パラッパッパッパーのマクドナルドの方は良く知られてるかな。
I'm lovin' it.(アイムラビニ)これって何気に使ってるフレーズやけど、良く考えると、loveに-ingがついてる。
ちゅうことは、『好きを強調している』と云うのが考えられるかな。
itも直訳すれば『それ・あれ』とかの意味があるけど、マクドで使われとる意味てのは『分かる人だけ分かれば良い』って表すためかな。
『分かる人だけ分かれば良い』=
『私だけのお気に入り』てな感じかな。
そないなん踏まえて愚訳すると
『最近のお気に入り』とか『最近ハマっているもの』などの解釈だと愚かな頭で思いつつ、脇道それまくりました。
そんな『世界のどこでも同じ味、早くて安くてうまい』のマクドに代表されるファーストフード(ファストフードの方が近い発音かもしれないがファーストフード表記で書き続けます)業界は世界を席巻しているなぁ。
ちなみに、世界一店舗数が多いのはマクドじゃなく、サンドイッチチェーンの『サブウェイ』
もちのろん、その弊害も表面化、深刻化してんのは周知の事実。
高カロリーによる肥満、農薬・添加物・香料・汚染肉・遺伝子組み換え作物使用などの危険性、衛生管理のずさんな食材工場、食生活の画一化、膨大な底辺・違法労働者の存在などの指摘は枚挙に暇がないなぁ。
しかし、無性に食いたくなる、なるしまもなく届く優待券が楽しみ。
最近はガキの肥満が問題にもなってるし、イリノイ州のように学校内でスナック菓子や炭酸飲料水などジャンクフードの販売を中止するケースも出てるけど(ドキュメンタリーで観た)、日本はまだ全国でそないなニュースはきいてない(無知やしあるやも知れませんが。)
ニューヨーク市厚生委員会も、フレンチフライやドーナツとかに使用されとる人工トランス脂肪酸が、肥満や動脈硬化、糖尿病を促進するとして、市内レストランで使用禁止を決定って新聞で見たことがある。
ケンチキとかはいち早く対応したそうやけど、マクドは原料確保の問題から切り替えが遅れたそうです。
他方、チョイ前のデータやけど日本マクドナルドの5月13日に発表した2021年12月期第1四半期決算によると、売上高758億9100万円(前年同期比5.0%増)、営業利益92億3000万円(19.7%増)、経常利益91億9100万円(23.8%増)、親会社に帰属する当期利益58億1300万円(23.3%増)、日本でも健在ぶりを示しているかな。
本作品は米国の巨大なファーストフード業界の現状と問題を告発、批判したエリック・シュローサーのノンフィクション 『ファーストフードが世界を食いつくす』って(楡井浩一訳 草思社出版)を原作とした劇映画です。
米国人の多くが(日本もそないなりつつある)幼児の頃から、ファーストフードを刷り込まれている。
操作されていると云っても過言ちゃうかな。
今日、平均して米国人は、米国で発行されているメンズ・ヘルス誌によれば、年間約400億個のバーガーを消費してるそうで(2017年)、じつに、1人当たり年間150個を食している計算。
これは年間7個の日本人の消費量の20倍以上です。
フライドポテトは平均4袋食べる。
一世代前は食費の四分の三は家庭で用意する食事に当てられていたらしいが、今は食費の約半分が外食店、主としてファーストフード店に支払われてる。
こないな悪循環を断ち、健康的な食生活を保持するには、一定の意識水準や経済環境が必要で、 肥満が貧困の象徴となっているように、ファーストフードをめぐる問題はまさに社会・経済格差の 問題と表裏一体なんやろなぁ。
書く云う小生もその魔力から抜けれないでいる。。。マクドの優待券届いたらしばらくは魔力にハマるやろなぁ。。。吉野家も11月位にとどくし、ぬけれんなぁ。。。
映画を観たあと、肉を食べるのが気持ち悪くて少しの間控えてたな

自分でも買わなかったし

でも時間経ったら普通に食べれちゃって
かこじ

かこじの感想・評価

4.5
大手ハンバーガーチェーンを舞台に、企業による労働問題、環境問題、地域への政治・経済問題を告発する社会派映画。
移民から始まり、屠殺場、食肉解体での危険労働、食の画一化による地元産業の荒廃など多彩なテーマを、見事に提起している。

「肉の汚染なんて焼けば大丈夫。毎年4万人事故死してるのに、自動車を廃止するか?」
という企業側の言い分をブルース・ウィリスは説得力がある。
一方で、自分の信念を大切に、フランチャイズ批判するイーサン・ホークの言い分にも納得がいく。

善とか悪とかよりも、国家が企業の論理に取り込まれて、人々が受容しているのが問題。
後半の屠殺場はよく撮影させてもらえてもんだ。

嫌な客のハンバーガーに唾を入れたり、床に落ちたパテを拾い上げて調理するポール・ダノを見ると、外食できなくなってしまう。
siro

siroの感想・評価

2.7
パテに使われる肉の加工について少しドキュメンタリーっぽいシーンをまじえながらって感じのストーリー
誤って腸を傷付けてしまうと…

アヴリル・ラヴィーンとイーサン・ホークってことでみてみたけどモヤモヤして終わってしまった

最後がなんなのさって感じだね
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

2.0
リチャード・リンクレイター作品と聞いて期待したのだが...さすがにドキュメンタリー的な構成は無理なので再現ドラマ風になるのは理解できるとしても、とにかくやたらと登場人物が増えて本筋じゃない話ばかりに重きが置かれてしまっており、観ていてかなりもどかしい。結局なぜパテに○○が?の顛末もスッキリしない感じだし、さすがにやりすぎじゃないかという表現もあって引いたし、これだけ見せておいてのラストはそりゃないだろと思うし...まあ末端で食品がどう扱われているかを改めて考えなおす、というのが優等生的な回答なのだろうが、別にハンバーガーの話に限った事でもないだろうしこれが教訓と言われてもそんなの知っとるわという感じ。
DAG

DAGの感想・評価

3.8
面白かったよ。
ファーストフードの実情を描いている。
バーガーのパテに使われる肉。
その肉の加工なんて普段は想像しないが、
この映画はそこに携わる人々をリアルに描いている。
登場人物が豪華なんですよ。
メキシコ人とバーガーのアルバイトとか、接点があれば映画としてはもっと面白かっただろうに。
まぁ、そこはドキュメンタリー風なわけだからいいのだ。
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