アラン・レネ監督による1968年の作品『ジュ・テーム、ジュ・テーム』は、ヌーヴェルヴァーグのSFの季節の終わりに現れた、実験的SF映画である。『去年マリエンバートで』において時間と記憶の不確かさを…
>>続きを読むまず不穏なテーマ曲が流れて、おー、60年代のヨーロッパ映画だー、と にやにや
のちの 記憶を扱った名作の原型。編集が現代的。思ったよりずっとポップだった。エブリシングエブリウェア…あたりの近作ま…
まあまあ面白かったです。なんか文学的でした。
内容はタイムトラベルの実験に参加した被験者の話。タイムトラベルといっても、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のような過去改変とかでは無く、シンプルに過去…
実験映画っぽい、結構前衛的な映画だった。
自殺願望のある青年がとある研究所でタイムワープの実験台にされる話。最初は数分間だけワープするはずが、死んだ恋人との記憶を繰り返し辿るうちに、だんだん「現在」…
「自殺は健康にいいんだ……」
時間を1年過去へ戻すことのできるタイムマシンの被験者となった男が、自分がかつて殺したらしい恋人の死の真相を探る。
というあらすじだけだと、不毛さをあらかじめ約束され…
小説や漫画だとトラベルの度に異なる(パラレル)過去を重ねても、「あれ…えーと?」と読み直しして、引っかかりを都度確認出来るが、
「過去が巻き戻せない」劇場での映画だと「??どういう事?」と疑問が湧い…
下半身コントロールできない男性が人生もコントロールできなくて自暴自棄で自殺未遂、それも死に損なったため、自分を実験台に使ってくれと志願。複数の女性と愛に溺れてそんな自堕落な人生を「アートだろ」とこっ…
>>続きを読む映画とは誰かの語る夢ではなく、一種の催眠の力を借りて、われわれ皆が一緒に見る夢である。ここで言う夢は、夢のすばらしい非論理性によってつながり合う現実の行為の連続、というほどの意味である。
この作品を…
©CINE MAG BODARD