隅から隅まで美しい映画。
元々画が美しい映画だということは聞いていた。イタリアの色彩豊かな街並みはもちろんだが、そりゃそうだ、アラン・ドロンがほぼ全シーン映っているのだ。美しくないわけが無い。
内容…
このレビューはネタバレを含みます
全てを手に入れたと愉悦に浸る矢先…のラストが本当に秀逸、これぞ滅びの美学
フィリップは誰よりもトムを舐めているので、私がトムでもきっとやる(もちろん別の方法で)
市場のエイ、床に転がる鳥肉など不穏…
アラン・ドロンの映画は何作か見た気がするのですが一番記憶に残ってるのはこの「太陽がいっぱい」ですね
サスペンス物語としても素晴らしい内容ですし、あのラストシーンは考えた人凄い
って原作があるのでした…
傑作。好きなところが多すぎて説明できないけど、こんな完成度の高いサスペンスは滅多にないと思う。とにかく主人公の描き方が巧すぎる。殺人を複数回犯して、サイコっぽい瞬間も時々あるけど、真っ直ぐな野心とか…
>>続きを読むマッツ・ミケルセンが北欧の至宝ならアラン・ドロンはフランスの国宝。
私が遅ればせながらアラン・ドロンの超弩級の美しさを再認識してすぐ彼は逝ってしまった。昔から雑誌スクリーンで人気投票1位だったのはな…
何度見てもアラン・ドロンかっこよすぎ。
匂う位のいい男。
横顔彫刻。
同性愛目線の表現も見所なのかな。
フィリップが殺される時、『マルジュ』と叫び
トムが負けたって事なの?
その後海の大荒れはこの先…
(C)1960 STUDIOCANAL - Titanus S.P.A all rights reserved