過去鑑賞。ルネ・クレマン 1960年監督作品。アラン・ドロン、マリー・ラフォレ、モーリス・ロネ主演映画。音楽はニーノ・ロータ。
パトリシア・ハイスミスの原作小説を映画化したサスペンスドラマ。
貧…
太陽がまぶしい映画だった
リプリーがフィリップへ向ける同性への倒錯的な羨望の視線、何者かになろうともがく姿が印象的だった
罪を重ねていくリプリーに対する、修道女や舟置き場のおじさんの視線、最後には…
TIFFにて
すごく良かった。大名作だと思った。
こんな作品に出会うたびに思う。「この作品を知らなかった昨日までの自分って、何だったんだろう」と。
そして、「もっとたくさんの作品を観ないと」とも思…
隅から隅まで美しい映画。
元々画が美しい映画だということは聞いていた。イタリアの色彩豊かな街並みはもちろんだが、そりゃそうだ、アラン・ドロンがほぼ全シーン映っているのだ。美しくないわけが無い。
内容…
このレビューはネタバレを含みます
全てを手に入れたと愉悦に浸る矢先…のラストが本当に秀逸、これぞ滅びの美学
フィリップは誰よりもトムを舐めているので、私がトムでもきっとやる(もちろん別の方法で)
市場のエイ、床に転がる鳥肉など不穏…
アラン・ドロンの映画は何作か見た気がするのですが一番記憶に残ってるのはこの「太陽がいっぱい」ですね
サスペンス物語としても素晴らしい内容ですし、あのラストシーンは考えた人凄い
って原作があるのでした…
傑作。好きなところが多すぎて説明できないけど、こんな完成度の高いサスペンスは滅多にないと思う。とにかく主人公の描き方が巧すぎる。殺人を複数回犯して、サイコっぽい瞬間も時々あるけど、真っ直ぐな野心とか…
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