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「アナザーラウンド」に投稿された感想・評価

eigadays

eigadaysの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

マッツ・ミケルセンの芸幅の広さを示す、酔っ払い映画。

英語タイトルが「もう一杯」。お酒を飲んでどれだけ仕事が捗るかという実験をする教師の話です。

その演技でマッツは見事ヨーロッパ映画賞主演男優賞を獲得。本当にお酒を飲んでるとしか思えない酔っ払い演技を見れば納得の受賞です。

発端は教師仲間の40歳のお誕生日祝い。禁酒をしていたマーティン(マッツ)がキャビアとウオッカを勧められて。あとはご想像の通りです。

色々ご紹介したいエピソードがありますが、この映画の見せ場はどのように酔っ払うかとその結末なので、見ていただくしかないです。

教師役も実にハマっています。教わりたい先生ナンバーワンでしょうね。逆に主役がマッツでなければ面白くもなんともない酔いマッツ映画です。
uts312

uts312の感想・評価

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2021/3/20
マッツのカッコいいことよ!背広姿がカッコいい!
オッチャンなっても青春は欲しいよな
お酒はほどほどに
モカ

モカの感想・評価

3.0
ただの娯楽作品として見てしまえば楽しめるけど、アルコール依存症について考えてしまうとモヤモヤする。
依存症の恐ろしさを啓発するためではないのは分かってるんだけど…

マッツ・ミケルセンも友達たちも良かった。
神妙な顔してチャイコフスキー聞きながらちびちびお酒を飲んでも、所詮はアルコールに飲まれてしまう駄目なおっさん。

家族や職場で腫れ物扱いされる中年男性の悲哀と(幻の)自己実現がじっくり味わえる。
こういう作品アメリカだとあまりないので面白い。

そしてデンマークらしさを色んなところで感じられる。
さすがインテリアの国、普通の家でルイス・ポールセンのPH5をさりげなくダイニングに吊るしてたりするのが羨ましすぎる。

生徒に「どのくらい飲んでる?」って聞くシーンあるけど、デンマークは飲酒の年齢に制限がないとのこと。
卒業式のあとに生徒が大酒を飲むのも伝統らしい。

自主判断を重んじるのは素晴らしいが当然アルコール依存症も多いと予想されるので、そこは良いのか悪いのかわからない。

夜中〜早朝に酔っ払って歩いたり、そのへんの道で寝てしまったりするのも、安全な国だからかな。
【What a life】

仕事にやり甲斐を見出せなくなった中年の高校教師4人が、実験として血中アルコール濃度を常に0.05%に保っておけば、仕事も私生活も上手くいく仮説を立て、授業中にも関わらず飲酒をする…というお話。

この作品は正直言ってズルい!
映画的には至って平凡であり、中年男性たちが酒に溺れていく様子を見せ、そのせいで仕事も家庭も崩れていくという分かりきっているオチを見せながらも、ラストは文句なしのベストシーンを用意しているので、大変評価し難い。
マッツ狂ではない自分もあのラストでマッツの事が好きになった。主題歌『What a life』の曲にのせ、酒を片手に持ちながら華麗でパワフルなダンスは必見。まるで青春を取り戻したかのような素晴らしいシーンであった。

かと言って『ハングオーバー!』のような5分に1回ボケをかましてくるコメディではないということだけは言っておく。
飲酒する行為そのものに目が行きがちであるが、何のためにお酒を飲むのかを考えさせる作品でもある。人生を謳歌したいと願う人間が行き着く安易な方法はアルコールであるという危険性。
アルコールを摂取する事により、希望が差し込む描写を入れてからの転落具合はシンプルでありながらも巧妙であったなと。

いやー、でも少し元気付けたい時とかテンション上げたい時とかってお酒飲みたくなる気持ちはめちゃくちゃ分かる。まあこれってドラッグのようなものと同じ部類に入るのだろうけど…。
それを何事も閉鎖的になりがちな年齢を迎えた中年男性を主にして描く事により、新しい自分であったり、解放を表現しながらも行き過ぎた先に待つ崩壊を描くというリアルな視点。

基本的にデンマークは何歳からアルコール類OKという正式な法はないみたいなので、お酒というものは大変近くにあるものだと。しかし本作はデンマークの飲酒文化を道徳的に賛美するようなものでは決してないという監督の想いがダイレクトに伝わってきた。

今年のベストラストシーンに入れるかも。

たぶん日本公開は9月頃だと思います。
Keizysoze

Keizysozeの感想・評価

3.8
《さえない中年教師達の華麗なるアル中エスカレート日記》
【Another Round】
★★★★☆ 4/5点 3.9
3月15日鑑賞。
2021年 56本目。
#2020年製作
#2021年映画メモ

今年のアカデミー賞外国語長編映画賞ノミネートのデンマーク作品。

学校教師4人がノルウェーの心理学者が提唱した
「常にほろ酔いでパフォーマンス向上理論」を実践。
初めはテンション上がりながらの授業指導に生徒達からの信頼を勝ち取り家庭も改善傾向。但しどんどんアル中になっていきその副作用があまりにも痛い代償となっていくのが滑稽だった。

デンマークのアルコール問題はどういった感じなのだろう。
映画では生徒が週ほとんど飲んでると暴露するシーンも。

主人公の一人マッツ・ミケルセンがセクシーすぎ。
自身の無いくたびれた教師を見事に演じていた。
そして圧巻は最後の5分間のパフォーマンス。

酔いどれおじさんのパフォーマンスが最高潮に達した表現は
最高に美しかった(結局アル中はぬけていないのだけど笑)。

これは是非オスカー獲って欲しい
kaname

kanameの感想・評価

3.0
血中アルコール濃度を一定値に保つと生活や仕事の生産性が向上するという理論を証明しようとする冴えない男達の姿を描いた物語。

最初は理屈を立てて酒と付き合おうとするも…案の定、なし崩し的に溺れていくボンクラ具合がイイ感じw

バカなコメディに持っていきたくなりそうな内容を絶妙なトーンで描いているあたりも見事だったなぁと。
ちかミ

ちかミの感想・評価

3.4
ミドルエイジ・クライシス真っ只中の中年教師たちが、人生の打開策として飲酒を選択する。ほろ酔い加減で仕事も家庭も好転し、遂には校内での飲酒に至る。

飲酒の多幸感を過大評価すると、アル中への道まっしぐら。そもそもアルコールには耐性ができるのをお忘れかと。

ティーンのアル中が問題になるデンマークで、おっさんたちがそんな事も知らないのかと違和感。

ラストは映画的な締めとしては申し分ないけれど、事態は大して好転してないんでは。

マッツ・ミケルセンのショボクレ演技は良かったです。
落伍者

落伍者の感想・評価

4.0
「失われた週末」、「酒とバラの日々」、「リービング・ラスベガス」系のアル中男たちの悲哀というよりかは、その状態までになるまで追い詰められた息が詰まりそうな生活からの逃避が話の焦点。その証拠にわざわざ検証する意味がないことへの挑戦と挫折、お酒は程々にという無難すぎる、解決にならない解決法、ラストの軽やかな空中ジャンプが挙げられる。まあ、そんなぬるい展開は置いておいて、うらぶれ方が様になるマッツ・ミケルセンを愛でる分には何の問題があろうか。
Cem

Cemの感想・評価

5.0
"偽りなき者" がとんでもなく大好きだから楽しみにしていた作品🥺💕
4人の教師は、アルコール濃度を0.05%に保つことで生活が改善するという理論を実験してみるが、エスカレートしていく
アルコールのおかげで仕事も家庭もうまくいってるぜ★みたいなマッツが可愛いし、踊って飲んでなオッサンたちがアホで最高〜🥺酔っ払い嫌いだから後半しんどい場面もあった。オッサンたちの泣いたり笑ったりっていうのはグッとくるね。ラスト、マッツのキレキレダンスはこちらまでハッピーな気持ちになれる!
凄まじい。

社会風刺映画で言えば、「パラサイト」よりこっちの方が好き。全然着眼点が違うけれど。トマス・ヴィンダーベアは「偽りなき者」しか見てないけど本当に大好きな監督。てか監督の人間観察力がありすぎるのか絶妙な表情だったり言動がすごいリアル。それを過去作同様マッツが演じてくれるのがまた最高。デンマークに乾杯。

ざっくり言えば中年の教師たちが実験のために(最初らへんは)日中の飲酒を始めるんだけど、飲酒の歯止めが効かなくなってドンドンやばい方向に行っちゃうって話。そもそも日本人と欧米人じゃ体の作りが違うから、飲酒量に関して共感できる点は少ないけど、酔ったときのテンションとか、また飲みたくなっちゃう時の衝動とか、二日酔いの後悔とか、どの国でも一緒なんだなと思った。酒には飲まれるなって聞くけど、マジでそれだなと思う。度数が高くても量が多くても、飲む人がしっかりと自分をコントロールできれば特に問題はない。まあコントロールできなくなるのがアルコールってもんなんで、人間が結果を知っておきながら進んで摂取するのも面白い話だ。

お酒のおかげで生徒からの信頼が増した、授業が面白くなった、家族が円満になった。でもお酒のせいで喧嘩をして、誰かを殴って、誰かが…。良くも悪くも全部お酒のせい。

奥さんが国中全員酒飲みだって言ってたけど、デンマーク国のアルコールに対しての価値観が気になった。

ウォッカ飲み過ぎ。

マッツの前髪がエロい。

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