黒沢清ファンとしては
半透明の窓ガラスの向こうに人の顔があったり、
車窓のスクリーンプロセスだったり、
スッと幽霊が出てきたり、
所々に黒沢清らしい演出があってそこは素直に嬉しいんだけど、
作品の…
ラブロマンス強めのジャンル解体系映画。
こういう時代設定の映画の作り物感とジャンル映画っぽさが好みではなくて食わず嫌いしていたんだけど、これはそのへんの嫌さがあまりなくて良かった。ただ、この時代を生…
ヴェネツィア国際映画祭監督賞。
もう少し騒がれても良いんですけどね。
意外とサラーッと流されてませんか?
黒沢清監督はヨーロッパでは国によっては黒沢と言えば明ではなく清という国もあるくらい世界的に評…
「スパイの妻」というタイトルと内容が、あまり合ってないような気がした。
結局、旦那は何がしたかったのか?
わざわざ幼なじみに原本を渡して密告する意義があったのか?
私の理解力が足りないだけだろう…
冒頭の水と油の会話 氷とウイスキー
解離と溶解
2つのフィルム 同じ映像の意図
金庫を開けるシーンの重なり
「離れるのが怖い」のシーンの隔たり
映写機を組み立てる手つきの迷いのなさ
御見事!
ひとえ…
カンヌ銀獅子なら見ぬ訳にはいかぬ。
鬼を退治する話より優先(笑)
が、悪い意味で予想通りというか、起伏のない演出と俯瞰の長回しについていけず、スイマーとの闘い。
単なる自分の好みもあるんだけれど黒…
黒沢清が好きだから良く見えたのか、もはやわからない。不穏な気持ちにさせる黒沢清らしさも良かったし、妙に安っぽい演出やオマージュも"映画"らしくて素晴らしかった。今作も絶妙に違和感のある作り物っぽいセ…
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