“ 20世紀の最も偉大なバッハの奏者”
ピアニストのジョアンカルロスのお話。
「芸術は痛みによって完成する」
彼のピアノへの永遠不滅の愛。
力強いタッチに圧倒される。
血まみれになった鍵盤を見て…
よくある架空の人物の伝奇映画かと思ったら本当にいた人の様だ。
子供の頃から才能を認められアメリカに渡って演奏活動…。
ブラジル人ということもありポルトゲー座の練習に交じり怪我をしてそこからの再起。
…
伝記映画であるが出来はイマイチ。人生の転機たる出来事なのに1つ1つの描写があっさりで、更に次から次に人生のダイジェストを消化するように事件が過ぎ去ってしまうので盛り上がりに欠ける。紋切り型の孤独な天…
>>続きを読む自分が自分でいる為に…。
ジョアンにとって、音楽こそが人生の全てだ。
芸術への執着は、自分自身でいる為の生への執着と言える。
彼から音楽を奪うことは彼を死に追いやることと同じことでしかない…。
ど…
「アマデウス」を観た時も思ったけれど、天才ってなぜあんなに私生活が破綻しているのでしょう?
特に血みどろのシャコンヌの演奏は壮絶。
ヴィラ・ロボスのギター曲はいくつか弾いたことがあるけれど、ヒナ…