兄弟の死と向き合う男の映画。なんで?とか止めることができたんじゃないかとか、死を受け入れることができないところから、向き合えるようになるまで。
永瀬正敏、オダギリジョー、金子ノブアキの三兄弟がかっこ…
ぼんやりとした輪郭が徐々に明らかになっていくタイプ
あの時こうしてあげられてたらとゆう後悔…
そんな事全く思ってない周りの人々の優しさ
自分の真実は自分だけが知っている
…
いつかの日
3年位前、ダンスチームの練習が終わり、外に出た所にある真っ暗な商店街でロケに遭遇したことがあります。
当時はローカル局のドラマ撮影かな?程度に思っていたら、全国ロードショーのこの映画で…
日比監督自身の体験を映像化した作品。
シェイプして行間を読ませる事で、ギリギリの処で理性を保っている残された者の苦悩を表現した部分は秀逸。
その想いは痛い程に伝わってきた。
鑑賞後、余韻がじわりじわ…
苦しい苦しい映画。
物語は淡々、粛々と静かに進み、それぞれが生前の次男への想いを紡いでいく形式。
警察の司法解剖が終わり、章人(オダギリジョー)の死が確定したとき、「助けてほしい」のサインが章人か…
ネタバレされてても痛くも痒くも無い映画だから安心。
次男は鬱のようでもあるし、陰性症状の強いシゾのようでもあった。
独語とか溜め込みとか、お?と思うところは多かったけど、病前性格も含め、孤独さ故から…
3人兄弟。永瀬正敏。長男は、自由に 好きな写真で家を飛び出しニューヨークへ。帰れば 何かと 次男を気には していたが。
オダギリジョー。次男は、超優秀。家族、周囲の期待が大きい分、心が 弱いのか?何…
あまり予備知識なく鑑賞。
多くを語らない登場人物達になかなか事態の詳細が掴めずもどかしさもあった。
でも、親しい友人であってもダイレクトに詳細を語り合うことなど普通はないし、断片的な情報(文字化され…
©2021 『名も無い日』製作委員会