「なぁ…命日はいつになるんだ?」
「名も無い日」鑑賞。
名古屋市熱田区で生まれ育った達也・章人・隆史の3兄弟。自由奔放な兄、達也はニューヨークで写真家として多忙な日を過ごしていたが、突然弟・章人…
あの時ああしていれば失わなかったのに。を背負う日々の苦しみを激しく搔き立てられました。
手を出して、取り合うことを怖がりがちな自分…
兄弟模様も感じ入るものがあります。
1人と2人、てのが大きく違…
ティーチイン上映会にて鑑賞しました。
いやぁ監督の思いしかと受け取りました!
パンフにサインをいただいた時にお話をしたのですが私のギャグに笑ってました笑
気さくな方です。
色々な場面で心を揺さぶ…
自由奔放でカメラマンとしてNYで活躍する兄に代わり、家の重責を背負ったあげくに壊れてゆく次男。
学生時代に亡くなった同級生=ヒーターのエピソードが説明不足でよくわからないが、突如主人公と同質の痛みを…
苦しくて苦しくて…
登場人物全員がもがき苦しんでいて…
物語の外にいる私もいつのまにか一緒に苦しんで…
最後の手紙に書かれた絞り出す様なひとこと。
苦しいけど、少しホッとした。
永瀬正敏、オダギ…
このレビューはネタバレを含みます
最後に出てきたメモに「死ぬのは最後」と書かれていて、ギリギリまであっくんは頑張っていたんだなあと思った。
永瀬正敏がカメラマンの映画、前には「光」を観たけれど似合いますねー。
でもそれよりなにより…
オダジョーの出演時間はのびました。
重要さ加減は時間とは無関係ですが。
実話ということで
なかなか重たい映画でした。
自死を送ることも大抵のことではない。
まして孤独死は、遺された者たちの悔恨…
我が故郷、名古屋の懐かしい風景と方言、
そして胸をえぐられる様な物語に涙が止まらなかった。
自分を犠牲にして親に尽くす、一番の孝行息子が、心優し過ぎるが故に壊れてしまうという不条理。
皆んなが自分を…
©2021 『名も無い日』製作委員会