貧富の格差についての映画はたくさんあるけれど、ここまで身も蓋もない殺伐とした空気が途切れない作品はなかなかありません。
金持ちが創り上げたまやかしの平和が音を立てて崩れるまさにその瞬間を描いた緊迫…
ひたすら理不尽な胸糞が垂れ流される。
最後の軍歌が流れるまでBGMもゼロなのも良し。
途中までは良い感じだったのに、最後の終わり方がやや雑。
冒頭のシーンは途中に出てこないし、緑の塗料は結局何だった…
無慈悲で理不尽な暴力を淡々と映すので、そりゃ胸糞悪い気分にはなるけどストーリー性やキャラクターの深掘りがあんまりないので、感情移入できず、、、
描きたいことはわかるけど全体的に雑さを感じました
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(C) 2020 Lo que algunos soñaron S.A. de C.V., Les Films d’Ici