書かれた顔の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『書かれた顔』に投稿された感想・評価

厳かな美。
言葉ではなく、
ただひたすら映像で語られる。
無駄を省いたその構成に出演者たちへの
尊敬が表れていると思う。

「鷺娘」「大蛇」「積恋雪関扉」を演じる
玉三郎の美しい舞台映像。
女優・杉…

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人を演じる為には人を観察しなければならない
当たり前すぎるが、演じている自分を客観的に見ているつもりで実はこんなはずだと思い込んで事故納得にすり替わっている

本作品は女を演じる男に焦点が当たり、女…

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もも
4.2

国宝観たなら、、、って感じで
淡々と命をかけてる人から生み出せる
怖さすら感じる妖艶さを感じた
日本人の監督じゃないからか、ちょっと異国ぽさ感じて不思議だった
最後の現実と舞台の行き来するシーン本当…

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510283
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ダニエルシュミットが思う女形はともかく、これを残してくれてありがとうございます。
途中で寝ちゃったけど、ドキュメンタリー映画とは思えないくらい映像が綺麗!!!
小さいころは歌舞伎とかあまり興味なかったけど、歳を重ねると良さがわかってくる!
歌舞伎を観に行きたい!!!
杉村春子が顔を隠しながら扇子を一つ一つしめていく。

顔に丁寧に白粉を塗り、目元に赤。
hn
4.2

しなやかな指先、艶めかしい肌、おおよそ到達できない領域。
白のお着物が本当に似合っていらっしゃって、お辞儀をするときの手首のやわらかさがよかった。
表に立つ人間とそれを支える人間。
薄い青色の光が彼…

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歌舞伎を知る上でこれ以上のドキュメンタリーはないと断言できる。構成に一切の妥協も見えない。外国人の監督が撮っているからこそ伝統というしがらみを削ぎ落とした純粋な魅力を伝えられている。女性自身では気付…

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3.6
受験勉強の時に国語の問題で「女形の艶やかさは徹底的に男性目線だから生まれる」みたいな文章が出てきて妙に覚えているのだけど、玉三郎の言葉だったのかもしれない。

ぼくは歌舞伎を観に行ったことがない。むしろ、近代文学や落語に登場するものとしてなら馴染み深い。その中で語られたり、ときに再現されるところによれば、歌舞伎はどうやら崇高でありながら卑俗なものでもあるら…

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