劇映画の監督が撮るドキュメンタリーというのは、なぜこうも絵心に溢れているのか。幾多数多古今東西の劇映画監督によるドキュメンタリー映画を鑑賞すると、まるで劇映画のような完成度で、被写体を切り取り、その…
>>続きを読むこの作品を世紀末に(これからどんな時代が来るんだろう)と思いながら映画館で観れたら良かったのにと思った
手鏡と大きな鏡、一貫して顔をしているところをカメラで直接撮らないことが印象的だった
『晩菊…
伝えたい時言葉を選んでモンタージュするために言葉があるだけっていうのは予々感じていることだからとても共感できる。
そらにしても大野一雄の舞踏、本当に凝視してしまうぐらい引き込まれる。表層的に舞踏って…
あくまでも客観的に、女性を「演じている」
仕草とか話し方とか、すごく女性的なのに女性ではないという感覚が残る
それは、彼らが「男性の目を通して見た女性」を表現しているからなのかもしれない
坂東玉三郎…
『国宝』を観た後に、かなり参考にされた映画だと聞いて鑑賞。
確かに舞台の裏側や歌舞伎の映し方がすごく似ているなと思った。
ドキュメンタリー映画としてこういうタイプの映画は初めて観たので新鮮だった。
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「男が女になることで、女が女を見るよりずっと細やかな観察をする」その言葉の通り、女である私よりも、女形の方が遥かに女らしく、美しく、完璧に「女」を体現している。女形は、女性が日常の中で見逃してしまう…
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