しなやかな指先、艶めかしい肌、おおよそ到達できない領域。
白のお着物が本当に似合っていらっしゃって、お辞儀をするときの手首のやわらかさがよかった。
表に立つ人間とそれを支える人間。
薄い青色の光が彼…
歌舞伎を知る上でこれ以上のドキュメンタリーはないと断言できる。構成に一切の妥協も見えない。外国人の監督が撮っているからこそ伝統というしがらみを削ぎ落とした純粋な魅力を伝えられている。女性自身では気付…
>>続きを読むぼくは歌舞伎を観に行ったことがない。むしろ、近代文学や落語に登場するものとしてなら馴染み深い。その中で語られたり、ときに再現されるところによれば、歌舞伎はどうやら崇高でありながら卑俗なものでもあるら…
>>続きを読む博多座に行く前に予習としてみました
坂東玉三郎、インタビューなどでみる限り穏やかだけど厳しそうな印象でちょっと怖いと思っていましたが、チャーミングな一面もあるのだと分かってよかった 私服?もかわいく…
物心ついた時から美しい女性を眺めるのが大好きで沢山の美女を見てきましたがもう一通り見た感あると感じてましたそんな時ふらりと歌舞伎を見に行くとそこには美女の究極がありましたしばらくは歌舞伎の女方で美女…
>>続きを読む伝えたい時言葉を選んでモンタージュするために言葉があるだけっていうのは予々感じていることだからとても共感できる。
そらにしても大野一雄の舞踏、本当に凝視してしまうぐらい引き込まれる。表層的に舞踏って…
『国宝』を観た後に、かなり参考にされた映画だと聞いて鑑賞。
確かに舞台の裏側や歌舞伎の映し方がすごく似ているなと思った。
ドキュメンタリー映画としてこういうタイプの映画は初めて観たので新鮮だった。
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【現実と幻想の境界はどのように生まれるのか?】
■あらすじ
虚構と現実をないまぜにした幻想的な作品を得意とするシュミットは、女形という特異な存在を通して、ジェンダー、生と死、そしてフィクションとドキ…