書かれた顔に投稿された感想・評価(★4.1 - 5.0)

「書かれた顔」に投稿された感想・評価

Cia

Ciaの感想・評価

4.8

各々表現するものや手段は違えど、皆とにかく身震いするほど粋で美しい、その指先が、目線が間合いが全てが。
表現って、なんというか人にしか成せない奇跡なのかもしれない、とさえ思った。
sss

sssの感想・評価

5.0

「男の目で持って、女を演じてきた」
男性のまなざしによる女性がより美しくあるように、シュミット&ベルタのまなざしによる日本が、奇跡的ともいえる美しさで現実と虚構を行き来する。
そのとき、日本の美は大…

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benno

bennoの感想・評価

4.3

《トスカの接吻》のような虚実曖昧なドキュメンタリーとフィクションの融合…ダニエル・シュミット監督の真骨頂です

映し出す被写体は…

歌舞伎役者…坂東玉三郎

そして今は亡きレジェンド4人

  女…

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magerr

magerrの感想・評価

5.0
言葉や表情、所作とか、この仕事を選んだひとたちが想像できないほどの時間をもって会得した美、人間国宝にもなる過程の、その途方もなさ

映ってるものがほんものであることにひたすら感動する

再再見。(ビデオ→オーディトリウム渋谷→名古屋シネマテーク)

さすがに糞面白いし、レナート・ベルタの中でも三本の指にはいる。緩慢な動きに対するフェチズムは他のシュミットの作品通り。杉村春子先生が口…

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塩湖

塩湖の感想・評価

5.0
奇跡のような、というか奇跡そのものとしか思えない映画のありよう。本作の坂東玉三郎にやられて実際に歌舞伎鑑賞しに行っちゃった。
Mytyl

Mytylの感想・評価

5.0

青空が印象的なラ・パロマとは対照的に、月夜の(しかしながら青く青い)日本が妖しさを醸し出す。今の半ば人知を超えた存在を演ずるに相応しく神々しい玉三郎様とはまた違った、恥じらいも感じられる少女のようで…

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ベラベラとわかったように感想を書く気を失くさせる陶酔の映画。見事。
pherim

pherimの感想・評価

4.1

坂東玉三郎密着 by ダニエル・シュミット+青山真治(助監)。

二十ン年前の初見時は女形の挙動に見入り放しだったが、今みると杉村春子や大野一雄、武原はんや蔦清小松朝じ(当時101歳)と20世紀末東…

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sonozy

sonozyの感想・評価

4.5

スイスのダニエル・シュミット監督による1995年の作品。
歌舞伎界で当代一の女形、坂東玉三郎を捉えたセミドキュメンタリー風の夢幻的作品。

舞台で舞う玉三郎の所作。
タイトル「書かれた顔(The W…

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