2025年 123本目
劇場にて寝落ちしてしまったので再鑑賞。
ダニエル・シュミット監督による"人間国宝"五代目 坂東玉三郎に迫ったドキュメンタリー作品。
映像全てが美しい。男性が女性を演じる…
このレビューはネタバレを含みます
面白い。冒頭の入りで通常のドキュメンタリーなのかなと思ったけれど、ノンフィクション部分とフィクション部分が作用し合って、素敵な作品になっていた。
「男性の目を通して描く女性」だからこそ
女性自身で…
目が離せない。
人間が踊っている。
身体を動かしている。
その実だけで“みる”という行為を止めることができない。
どうしてだろう。
僕は何かを夢中で受けとろうとしているのだろうか。
なにを?
…
坂東玉三郎さんをメインに据えた、歌舞伎の女方のドキュメンタリー映画
であるが、特にナレーションなど説明はなく、ただひたすら舞台での演舞と玉三郎氏を始めとするレジェンドらのインタビュー、そしてtwil…
演目中の動作の一つひとつが品格あって、動くアートみたいな…
歌舞伎により興味を持ってしまった。
鈴木清順、竹下夢二、山口小夜子などを想起させる和の美しさというか…
インタビューも勿論聞き応えあった…
ドキュメンタリー映画でありながら、現実と虚像を行き来するような独特な作風で、とにかくどのカットも美しいものであった。わたしはただ好きというだけで、歌舞伎に詳しいわけではないけれど、日本にこんなに美し…
>>続きを読むダニエル・シュミット✖︎坂東玉三郎
坂東玉三郎といえば、女形スター
しかし、その地位に至るまでは切磋琢磨の日々だったことが伺えました。目つき、仕草、物腰…どれをとっても女性よりも女性的でうっとりし…
坂東玉三郎という人はさすが女形だけあって女性のような人だなあと、何も知らない、その容姿だけしか知らないときから思っていた。
『国宝』を観たことで、現世本物の人間国宝がいかなるものなのか知りたくなった…
スイス製作ってのが興味深い。改めて、むちゃくちゃ奇妙な世界。相撲とか歌舞伎とかオープンにしすぎても、絶対に碌なことにならないわな。そう考えると、宝塚はよくジャニーズみたいにならずに耐えてる、とか思っ…
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