寝ても覚めてもだとか脚本に関わったスパイの妻だとかを鑑賞したときも相性悪いなと感じていた濱口竜介という監督の作品で、まさかここまで感嘆して軽く放心状態になるなんて思わなかった。
というか今まで所々…
偶然観た『悪は存在しない』がすごくよかったのでこっちも観てみた。こんなに映画オリジナルの要素を入れてるのに根本のところがきちんと村上春樹になっていると思った。
愛する人をある意味で殺してしまい人生…
2回目の鑑賞です。
オーディションのシーン。
韓国手話で「取ったの?モルヒネ 返しなさい」というセリフに主人公(西島秀俊)が反応する。妻の喪失にきちんと苦しんで来なかった主人公の無意識をエグる恐ろ…
演劇が無性にしたい。
1年近くやってない。やるタイミングを逃している。
でもやりたい。演劇欲というのは確かにある。
例えばコンサートやライブなんかもそうだが、演技は「祈り」の1種だと考えている。…
最初の方ずっと、なーにお洒落ぶってんだよ鬱陶しいと思ってたら、後半にかけてどんどん紐解けていって、一つ一つの人物像全てに意味があってそれが物語を語る手助けになっていってクライマックスに向かっていった…
>>続きを読むもっとわかりにくい映画かなと思っていたけど、きちんとテーマとして筋が通っていて、それでいてシーンがテーマに対して意図的ではなく、常にそれ単体として緊張感があって良かった。
演劇を観る習慣はないんだけ…
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