京都ヒストリカ映画祭その2
19世紀のイギリス。
父親不在の妻と2人の娘。
人里離れた山岳地帯に住む彼女たちを襲う不可解な出来事の数々。
その裏に潜むものとは…。
ミッドサマーのヒットで有名にな…
広大な大地。
自然がたくさんで、自給自足の生活。
遠景のショットがあまりにも美しく、スクリーンで観ることができなかったことを悔やむほど。
戦地に向かった父親を待つ娘2人と母親の3人暮らし。
仲睦…
京都ヒストリカの配信サービスで観賞。
冒頭の美しい牧草地が地獄に変わっていく。
フォークホラーの文法だけが展開は社会派スリラー。
この先に物語が続くように感じてしまったが、あの結末こそがリアリズム…
泥と霧、イギリスの田舎の原風景となれば、アンドレア・アーノルド『嵐が丘』を思い出すが、そんな爆発力もなく。『Starfish』とか『Relic』とか、最近は超常現象を心象風景にしている作品が増えてて…
>>続きを読む世界から守ってくれた障壁としての大人がひとりまたひとりと倒れてゆき、不平等と理不尽に最前線で晒され始め、けれどそのことの意味がまだわからない少女の恐怖と悲しみの話。都合により小さな画面でしか見られな…
>>続きを読む19世紀のイギリスを舞台に、産業革命の影響とアニミズムによる人間の闇を描く。
荘厳な自然と静謐に包まれる不気味な空気。
宗教的暗喩を散りばめたフォーク・ホラーに社会的リアリズムを含ませることで、切れ…