ベレニスの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ベレニス』に投稿された感想・評価

EAポーのベレニス。
歯への畏怖とエロティシズム。
音と白い歯が不意に差し込まれてくる。
2.9
鏡を通しているからか、主人公の視線が対象とうまく結びつかずコンティニュイティが滑らかではない箇所がある。けれど、その視線の不安定なショットの連続が、主人公のまなざしの屈折ぶりを表象しているのかな…。
tntn
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監督が自己出演する際に鏡の前に立ちたがるのは何故なのか。肖像画よりさらに屈折してる気がする。
アンドレ・バザンの家で王道ホラー演出(暗闇の扉からベレニスが登場する)をやっちゃうヌーヴェル・ヴァーグの…

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エリック•ロメールの初期作。

原作はエドガー•アラン•ポーのベレニス。ロメール自身が脚本・監督・主演を務めた約22分の短編映画で、撮影はジャック・リヴェットが担当、舞台はアンドレ・バザンの家で行わ…

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言葉遣いがややこしすぎて頭に入らなかった。中盤の映像がかっこいいのと、他のヌーヴェル・ヴァーグ勢の初期作品とは全然違う、原作があるからか。
S
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初期ロメール。エドガー・アラン・ポー原作の歯フェチ狂い。ロメール、椅子に座っても背が高いのが分かる。手が血で汚れているのにケースの中の歯が真っ白だったりとツッコミどころ多数。歯好きすぎてもはや唇じゃ…

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3.5
エリック・ロメールの短編。
フェチ男の妄想と現実の不明瞭な映像。
エドガー・アラン・ポー原作らしく全編を通じて不気味さが漂う。
3.8

原作未読なのでポーの原作どこまで反映かはわからないけど独特の世界はあった
偏執狂の男がずっと暗い様子だったのに従妹がテンカンで倒れたらいきなり陽気になるのが怖かったし一番印象に残った
歯の次は誰のど…

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デビュー作ではないにせよ、ロメールの最初期の短編(10年お蔵入りしてたシャルロットとステーキ以前の短編がデビュー作らしい)。

ポー原作の短編を元にした映画で、ナレーション形式、尚且つ自身が主演で、…

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温室から出られないボクは
自由なベレニスに恋をした

彼女の笑顔や笑い声に
惹かれていると思っていたのに

彼女の白い歯だけがなぜか
夢の中に浮かび上がる

ハハハ うふふ
ははハハ あ歯歯

歯ハ…

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