カビリアの夜の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『カビリアの夜』に投稿された感想・評価

Juzo
4.5

悲劇的な経験を幾度もくぐり抜けながらも、カビリアは人を信じ、愛を信じ、明日を信じる。
彼女は強くて、どこまでも孤独で、気高い魂を持っている。
ジュリエッタ・マシーナの演技は、もはや演技を超えた「存在…

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カナ
5.0
大学の授業で見た

主人公カビリアの飾らない性格が可愛くてとても好き。
男に振り回されて何回もこけるけど、結局は自分自身で立ち上がっている姿を見て私も元気をもらえる。
女性の強さ、自立している人間。

力強く生きる娼婦カビリアがある日、結婚を申し込まれる。

ジュリエッタ・マシーナのベストアクトだと思う。力強い目力、態度、どこをとっても素晴らしい演技。本当にカビリア自身が彼女のよう…

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sss
5.0

おいおい。とんでもない映画じゃないか。

メロドラマでは終わらずに、フェリーニの強靭な映画的文体が炸裂している。
フェリーニの映画の語りは、すべてフェリーニ流のリアリズムとも呼べるような形をともなっ…

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さ
4.8
一生懸命生き抜く主人公が悲しいけど素敵
最後ちらっとカメラ目線になるところがミソ監督の人生哲学が詰まっていて良い。道では最後一人ぼっちになったけど、この主人公には共に生きる人たちがいる

こぉなったら嫌だなな感じになっていくのでかなり悲しいんだけど不思議と後味は悪くなかった。

カビリアが魅力的でとても可愛い。

この後もひたむきに強く生きていくんだろうな…。


凄く昔の映画なのに…

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お友達のナジャ・グランディーバさんに
叱られ慰めてもらいましょう。🥹
け
-

・地下に年上の過去の同僚を見つけるシーンは、カビリア/マリアの心の動かしかたが啓蒙的で、かなりロッセリーニを感じた。
・明らかにバッドエンドと見せかけて、最後音楽隊に包まれて微笑みながら涙を流すラス…

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3.8
不吉な予感をいろんな所に感じて、その通りに進んでしまうので悲しかった
桃龍
3.5

オスカー2025作品賞『アノーラ』と似てるというので比較して見た。
お金持ちが娼婦を豪邸に連れて行くところまでは同じ。でもネタバレなので書けない。その次のエピソードも書けない。
つまりテーマほぼ同じ…

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