合言葉のように繰り返される、"全ては神の思し召" 。この作品、結末は予告観ただけでも分かってしまうのだけれどそれは全く重要ではない。考えさせられることが多くなかなか濃かったです。俳優さんたち、特に主…
>>続きを読む銀幕短評(#796)
「白い牛のバラッド」
2020年、イラン。1時間45分。
総合評価 67点
残酷なものがたりですね。悲運ですね。だれにとっても。しかし救いかもしれない、だれかにとっては。…
起こった事件もしんどいのだが、そこから彼女を取り巻く社会によって引き起こされることの方がよほどしんどい。
おそらく死刑制度に対する問題提起が主題なのだが、我々にとってはイスラム社会の在り方の方が目…