悪い奴ほどよく眠るの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『悪い奴ほどよく眠る』に投稿された感想・評価

◆あらすじ◆
土地開発公団のトップ、岩淵の娘・佳子と岩淵の秘書の西の結婚披露宴が執り行われる中、マスコミが公団の汚職疑惑の件で押しかけていた。そして披露宴司会者の公団の和田が逮捕されたことでその場は…

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悪い奴がよく眠れる環境にしてしまった日本社会。

正直、会社同士の贈収賄や闇を描いた作品は現代映画でもあまり受け付けないので、いくら黒澤明であってもハマらなかった。多分社会に出ないと好きにならない。…

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黒澤明の映画の中で一番胸糞モノなのでは

公団の汚職事件で自死した父の復讐を果たそうとする男の物語。

途中コメディ調の部分もありつつ、大筋はシリアスな復讐モノだった。

「悪い奴ほどよく眠る」
役…

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単なる復讐だと思うな。
これは主イエス・キリストから受け継がれた意志であり、
腐りきった世界の秩序を正さねばならない、人間最後の使命なのだ。
目で見ても、耳で聞いても、何が真理かを見分けられぬ者たち…

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公団の汚職事件で自殺した男を巡る、
ある男の復讐。

面白かった。
いつの世も、本当の悪は倒されない。
結末があまりにも絶望感でいっぱいで、悔しくて仕方ない。
でも現代も、同じように片付けられてしま…

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森井
4.0
始終タイトルに沿った一貫性を持つ皮肉な映画。
娯楽作品に見せかけて、今も現実に起きている、現実的な展開を用意する冷徹さに拍手!
moki
3.6
悪い奴ほどよく眠る。題字の入り方が怖くて素晴らしい。公団と建設会社の贈収賄と不可解な死。尻尾切り。復讐劇の結末。悪い奴ほどよく眠る。
3.5

復讐のため相手の懐に入り周囲の奴らから着実に始末していく主人公。最大の敵を追い込むまであと少し…といったところで主人公にまつわる大きな事件が。そしてラスボスだとばかり思っていた人物の背景にはさらに大…

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4.6

2時間半の長さが気にならない重厚で満足感の高いサスペンスドラマだった。ラストの意外な展開には様々な感情が湧き上がり、良質なモヤモヤも得られた。

組織が今よりもずっと封建的だった時代に、悪い上役たち…

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DVD📀所有。黒澤明1960年監督作品。黒澤プロ設立第1作。三船敏郎、森雅之、香川京子、三橋達也主演映画。

当時社会問題となっていた政治汚職。汚職事件の隠蔽工作により自殺に追い込まれた男の息子によ…

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