「いや賭けたよ お前はずっと賭け続けてきた」
「表か裏か どっちか言え」
今まで観た映画の中で最も怖かった作品は何か、という問いがあったなら迷わず選ぶ作品が「ノーカントリー」です。
まずスペインの名…
怪作。何回観ても飽きない。
コーエン兄弟の作品って、なんていうか個人的にはすごく「村上春樹的」な印象を受ける。あえて事象を記号化させて、全く違う存在のものを同じ世界線にて表現させるというべきか。
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観る前から嫌な予感が…ザワザワする…こんな事滅多にない。雰囲気が異常だから?ジャケ写のハビエルバルデムの顔が怖いから?😱
オカッパ頭の彼がヌッと出てきただけで背筋が寒くなった。予感的中!
これは…
”この国は人に厳しい
何も止められない
変えられると思うのは
思いあがりだ”
だから
”この世界の一部になろう”
...深い。
まるでいまの日本のようだ。
一部になるしか無いんだよな結局は。
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この映画を見終わって30分。まだ手足の末端が冷えたまま震えてます。
話しは変わりますが、子どもの頃に真剣に隠れんぼみたいな遊びしたことありますよね?ほんまに真剣に、ですよ。建物や木の陰とか車の後ろと…
モスとシガーの対決に目が行きがちだけれど、あえて主人公は誰かと言えば、保安官ベルであり、タイトル通りそのままにNo Country for Old Men、老人達には理解できない国、あるいは世界とい…
>>続きを読む[殺しが当たり前の世界、それがアメリカ]
保安官ベル(トミー・リー・ジョンズ)を通して、古き良きアメリカは、決定的に失われてしまったことを語っていく。
そして、あまりにはまっている殺し屋…
なんだかんだ初めてのコーエン兄弟の作品。最後はモヤモヤというより遣る瀬無さとちょした不安が残る。でもそれが現実なのだと何となく突きつけられる。
内容は麻薬とお金によって気づけば色んな人の生活もしく…