このレビューはネタバレを含みます
1953年公開作品。終戦から8年「もはや戦後ではない」と言われる少し前だろうか?
東京下町(の中でもさらに貧しい地域)に、当たり前に見られた人々の暮らし。
上原謙と田中絹代演じる夫婦は、妻が再婚で子…
”長屋モノ”ではあるが、笑って泣ける喜劇ということでもない。
辛気臭いムードが漂うが、出来事自体はいくらでも笑い話にできる。
見る場所によって変わる煙突。
各男女のこもごもは現代と通ずるところが多…
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二階に下宿する木っ端役人の芥川比呂志が巻き込まれ型カトリック探偵になる宗教ハードボイルドミステリー。事件は重婚絡みの捨て子捜査。隣の高峰秀子と名コンビで捜査開始。脇の布陣も田中絹代上原謙と充実しまく…
>>続きを読むこれはつい作品「全体」としてよりも「枝葉末節」に注目してしまう。主役は例の「おばけ煙突」かと思いきや、どうしたって豪華キャストの方に目が行っちゃうもの。どのように豪華かというと。どうしても映画スタア…
>>続きを読む千住のお化け煙突。
国立映画アーカイブのニュープリント上映に行かれなかったので、手持ちの劣化DVDRで鑑賞。
昭和な生活を味わいたかったら、この映画を観るといい。話しは小津の「長屋紳士録」に似てます…