ジャン=リュック・ゴダール×アンナ・カリーナの第3作。
「愛は常に真実であるべきだ。」
舞台女優を志して家族の元を離れるも、生活に困窮して娼婦へ堕ちていくパリジェンヌの姿を描いた、12章からなる…
ブレッソンの影響ねえ……まんまハリウッドな曲にあわせて踊るカリーナと白けた男たち(とキューがボールを撞く音までアクセントにする音響派ゴダール)。"おはなし"がちょっときれいすぎるのはこの暗さにフォー…
>>続きを読むあらすじを追うだけならば、ある女の悲劇になるものの、この映画からは何の悲劇性も伝わってこない。アンナ・カリーナはもちろん美しく、けれど本当に美しいのは、ジャン=リュック・ゴダールのまなざしのほうにあ…
>>続きを読む(c)1962.LES FILMS DE LA PLEIADE.Paris