頑張れ営業マン!と応援したくなる気持ちと、裕福でもない家庭が豪華な聖書(現在の物価にして約350ドル)を何とかして断りたいのとせめぎ合い!
トークが巧みで、これは断れない(笑)
しかも売り上げが落…
2023年3月 早稲田松竹で
・行けばいく程、ドン詰まりを感じるロードムーヴィーのようであった。セールスマンの四人が聖書を売りながらアメリカ中を回るが、その多くで見るのが貧しい家庭だったように思う。…
記名した人を対象として教会の許可を得たうえで訪問販売をしていて、コンプラがある程度整備されていることに少し驚いた。聖書の価値は何なのか?という問いがまず難しい。だから不快な押し売りには見えなかったし…
>>続きを読む"死と税金以外、未来は不確定ですよ"
"聖書は人生の遺産です"
信仰心を利用して、神という商売文句を使って貧困家庭に聖書を売りつける。黒スーツで迫ってくる姿はレザボアドッグスのギャングの様に思える…
アルバート・メイズルス、デヴィッド・メイズルス兄弟監督『セールスマン』
シネマ・ヴェリテに影響を与えた、ダイレクト・シネマの金字塔と呼ばれるドキュメンタリー。
1960年代末期。協会から紹介され…
周りがうまく売っていくのに自分だけ売れないのは辛い、客が悪いと言い訳を続けるしかないし、周りもかける言葉がない
寅さんの鉛筆の売り方を思い出した。
役に立つものじゃなくて、心に響くような物語やユー…
メイズルス兄弟はどういう意図でこれを撮ったの??
見ていくうちに物欲をかすめとられる。
現代的にいうとセールスマンは顧客が正常な判断を下せる状態をいかに作らせないか、みたいな話。
そして訪問販売…
聖書を売り歩く
サラリーマンのドキュメンタリー。
「教会からきました」にびっくり。
悪徳消火器売りの
「消防署のほうからきました」
のような誤魔化しがない。
教会で興味ある人を募って、
その人たち…
いまでは考えられない聖書の訪問販売。営業で一日に数件の契約を結んで、どれだけ利益になるんだろうか。営業のサラリーマンたちはグループになっていろんな地方を回っていく。貧しくて狭い家にメイズルス兄弟のカ…
>>続きを読む豪勢な聖書やカトリック事典の訪問販売員に密着したドキュメンタリー。聖書が商材ということに内包された皮肉が痛烈で、どう見ても儲かってない。
主人公らしいのはアナグマことポール。落ち込んでいるのは、一…
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