ポルトガルからの帰国後翌日に即現代ポルトガル映画を鑑賞。
絵画的な構図を自然空間の中に生み出して、そこに紛れ込む動物の存在によって西洋絵画の近代的構図にとらわれない時間と空間の描写を試みるものだろう…
照明がめっちゃ良い。かっこいい。
ガチガチの固定ショットの連なりを眺めていると突然トラックバックを始めるカメラに驚く。各ショットを面白くしようという気概も感じられて超好感。終盤に向けてカットの繋ぎが…
観てからだいぶ経ってしまって記憶が曖昧だが…。
公爵夫人は戦争に明け暮れる夫の帰りを待つ健気な妻のように見えて、実際のところ「健気な妻」ポジションを内面化しているようで、夫が戦に出向かなくなれば結…
こんなに画面の青色が印象的に配置された映画ない気がする。突風が吹き荒れて青色のカーテンが画面外から侵入してくる。
カメラが動く、人物が歩く、動く、座る、立ち上がる、風によって物が動く、その度に画面の…
時間を扱ってる話にも関わらずほとんど時間が止まってるかのように演出されてることに驚くのと、アカシオ・ド・アルメイダの撮影や光の感覚が素晴らしい。『変ホ長調のトリオ』もそうだったが椅子の映画であり、終…
>>続きを読む広島大学映画研究会特別企画2023@横川シネマ
オリヴェイラやリヴェットのような演劇的な作品。デカダン繋がりでアルベール・セラなんかも想起した。(舞台『リベルテ』ではイングリット・カーフェンが主演…