[さらば我が父、さらば我が娘] 90点
大傑作。2021年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。『まぼろし』等の初期長編作品で共同脚本家として仕事をしていたエマニュエル・ベルンエイムの自伝小説の映画化作…
「人生を愛しているからこそ、尊厳を持って死にたいんだ」(オゾン監督インタビューより)この先医療が進歩し、いつまでも脳だけが生きられる様になった場合、それでも生き続けるべきと言えるのだろうか?とは言え…
>>続きを読む尊厳死についてとても考えさせられる映画。自分ならどう思うんだろう。
愛してる人が死を望んでいたら死なないで欲しい、生きていて欲しいと思うけどそれは自分勝手になってしまうのかなーーとか色々考えました。…
愛する人が死を望んだら
生きて欲しいと願ってしまう
「死」を「安楽死」という言葉に置き換えると
死なないで〜っと相手に思うのは自分勝手に感じる
「死」を「自殺」という言葉に置き換えると
死なないで…
どこまでも追ってくる孤独と人間故の情を感じた
フランス映画らしく、ネチネチベトベトしないでカラッと乾いた風が通り過ぎるように(葛藤や愛憎はあるけど)死と触れ合うような淡々としたテンポが心地よい
…
死が近づくにつれてみせるあの穏やかな表情。命の価値に対して人の尊厳とはそれをも超えるものなのか。立派なことはまだ書けそうにない。どうあれ、かかわる人達から感謝されてその日はむかえたいもの。全然生きる…
>>続きを読む先日ネットの安楽死映画の記事で、確かハネケ、アルモドバルと並んで、この作品が取り上げられていた。
父と娘という関係のため、また脳卒中で出来ることが出来なくなるという状況のため、自身の父のことを思い…
“安楽死”
“尊厳死”
“自殺”
この言葉って
人によってだし
色々あるなって思った
捉え方も違う
“自殺幇助”
“殺人”
“殺人幇助”
そう言われてもおかしくないし
国として認めてないからこ…
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