お早よう ニューデジタルリマスターの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『お早よう ニューデジタルリマスター』に投稿された感想・評価

小津は画のすごさで成立させちゃうタイプで、脚本はめちゃくちゃおもしろいわけではないと思っていたけど、これは脚本が結構おもしろいと思った。子どもたちの純朴さが物語にすごく生きている。ただ画作りへの執念…

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何気ない日常での人間関係のあるある。自分にとって都合の良い相手が「いい人」。いつの時代も変わらない。
5.0

2024年の再々見以上34本目。 前に見てから4年。 

今回は初見時の通りに「主人公はあの子たちだ」と思いました!

それで、孫の出来た自分から見ると、あの助産師のお婆さんは、やっぱり「サンダカン…

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特集上映で初見、この日は2本予約していて1本目で合わないなと思ったが毛色が違いそうなのでそのまま鑑賞、こちらは家父長制ではなく戦後の長屋住まいの庶民の風景で、嫌味なおばちゃんとかの再現度はすごく高か…

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youkey
4.3

記録。

子供目線で描かれる小市民の世界。大人は口々に大変って言うけど、子供もたちもそれなりに大変なんだぞ、と。
団地暮らし、物の貸し借り戦後の昭和の暮らしが詰まっていた
子役が良いエッセンスとなり…

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3.9

多摩川沿いと思しき新興住宅地が舞台。当時話題の”三種の神器”のうち、テレビと洗濯機を巡る騒動を描いたホームドラマ。高度成長期初頭の世相がよく描かれている。些細なことに気を揉みながらも、人々が明日に希…

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通常版も観てたけど、観に行っちゃった。

小津の映画でおすすめするなら、これかもしれん。小津、全然観てないけど。
4.8
大学の講義ぶりにデジタル修復版で鑑賞。
笠智衆の緩い叱り方に対して、佐田啓二の淡々とした詰めが怖すぎる。
小津作品はこっち路線の方が好きなのを再確認したけど、キャリア後期ではなかなか観られないのが残念
3.5



【もより駅は八丁畷】

小津安二郎第50作目。

一風変わったタイトルは、叱られて拗ねた兄弟(中坊と小坊)が「無駄話してるのは大人達だ!お早うとかあいさつばかり」と言い始めたことから。
テレビを…

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