小津愛に溢れた『PERFECT DAYS』の余韻が残るうちに、追い小津安二郎。
戦後、電化製品が少しずつ普及していった時代を背景に、新興住宅地での人間関係の煩わしさと可笑みを描く。
出てくる中…
噂があっという間に広がる、近過ぎて境界が曖昧になるご近所関係を、
望遠の圧縮された画面が秀逸に描き出していて面白い
無駄口を封じた子供に対して
だんだんと大人の会話が無駄口ばかりに聞こえ滑稽に…
小津安二郎の映画でも、特に結婚を題材にした作品となると、さすがに今の目で見て女性の扱いが酷かったりして厳しいものもあるのだが、子供 vs 大人の喧嘩を描いた本作は、現代の目線で見ても色褪せる事が無く…
>>続きを読む松竹株式会社