《美貌が花咲く》
増村保造2本目にして既に虜。もしかしたら日本の監督の中でも1、2を争うくらい好きかもしれない。若尾文子、山本富士子、野添ひとみという美貌ありきの映画とも言えるが、テンポよく小気味…
花卉栽培農家の斜陽(つまりは近代化のあおり)を受けた女性たちの闘いの映画。人物の配置や動き、それを捉えるショットの転換によってバトルを際立たせる手腕は増村保造ならでは。山本富士子は旧態依然とした女性…
>>続きを読む1960年代、高度成長期
大きな土地と築150年もの建物を管理し、家業の生花栽培を家族で営む母
しかし、娘たちは家業を継がず都会で仕事を見つける。大きな土地は新しく団地になるために買収の話が持ち上…
夫に先立たれ経営が次第に厳しくなっていく花卉農園を舞台に、女主人と二人の娘、従業員たちの人間模様を描いた、増村保造監督による恋愛ドラマ映画。川口松太郎の(おそらく)同名小説が原作。
(今はもはや死…