レジスタンスっぽいシリアスな映画かと思ったらルネ・クレールの描くコメディドラマだった。
サイレントとトーキーをミックスさせたような大げさな演技や表情で見せるように出来ており、機械化によって人間が働…
「飲んで歌って恋をしよう」
労働とは何か、自由とは何かを問うていた作品
ベルトコンベアでの流れ作業は労働なのか、人が求める者はお金だけなのかを、2人の男を視点で描いた作品
◆自由とはのらりくら…
勝手に堅苦しい話とばかり思ってたがそんなことは無く見やすかった。
映像面はモンタージュ技法を確立した「戦艦ポチョムキン」から6年後にしてここまでの事ができるんだなと。蓄音機が無数に流れていくカット…
ルイとエミールは刑務所から脱獄を試みる、が不運にもエミールは失敗してしまいルイだけを逃す。
その後も運のいいルイは蓄音機会社の社長になっていて知らずに出所したエミールがそこで働き始める。この映画の…
冒頭の横に並んだ木馬の玩具の長回しのショットの見事さ。
チャップリンの『モダンタイムス』に影響を与えたと言われる本作だが、2人の男が再開して栄光を夢見て奮闘するという構図は『黄金狂時代』にも通ずる…
サイレントとトーキーが混ざった作品を初めて見た。ずっと音楽が流れていて少し早回し感のある身振り手振りが大げさなサイレントっぽいシーンと、普通に話しているシーンが混ざっていて不思議な感じ。それによって…
>>続きを読むちょっと牢屋の外に出ている間に目くるめく世界を経験してしまった囚人たちのお話。大量消費社会への批判とロボット化しゆく人間たちへの警鐘はあれど、最終的には男たちの友情物語として帰結してゆくので、後味サ…
>>続きを読む©1931 ─ TF1 INTERNATIONAL ─ SOCIETÉ DES FILMS