〜上映後トークより
映画は、窓ではない、鏡だ。
窓から覗いているのではなくて、鏡に映る自分を見ている。
この言葉は、ズシンときた。
ドキュメンタリー映画をつくるのは、鏡職人のようだと。
もしかし…
昨日、梅田芸術劇場での劇「hana 1970コザが燃えた日」を観て今日「ルーペ」、「いまはむかし」と続けた。
沖縄の戦争、戦争時の国策映画、そして現代と違ってはいるけれど自分らへのメッセージをそれぞ…
所々に挟まれる語り、家族の写真など私的な思いが前面に立ち気味で、一歩引いてしまった。監督ご自身のシルエットが浮かび上がる中での私見など、見栄えが気になって話を聞けなかった。ただ、歴史そのものは大変面…
>>続きを読むドキュメンタリーで監督が自分の考えをナレーションしたり、監督が被写体になってるのが衝撃だった!とてもプライベートな思いや記憶を探る旅がパブリックな歴史の映画になる。オランダのアーカイヴがすごくて、戦…
>>続きを読む伊勢真一監督が父の記録映画編集者伊勢長之助が戦中インドネシアでプロパガンダ映画制作をしていた時の足跡を追いインドネシア、映画フィルムが保管されているオランダへ。日本占領下の記憶が残る人達の証言が突き…
>>続きを読む伊勢真一監督が、父・伊勢長之助の足跡と、その幻のフィルムを行方を追ったドキュメンタリー。
どんな内容でどんな評価をされた作品であれ、それが世に残っているというだけで価値があることだと思った。
「…
映画編集者・伊勢長之助が戦時中に渡ったジャワで制作したプロパガンダ映画のフィルムが断片的に提示される。それがプロパガンダであるということは批判の眼差しが向けられるもののそこに映る画面と編集の運動(労…
>>続きを読む他国への侵略行為は、未だに現在の行為を正当化している国も結構あったり、"過去のことは仕方ない""相手が悪い国なら仕方ない"という国もある中、日本は「何をやったか知らないけどすみませんでした!二度とし…
>>続きを読む今日初日ですが今日の観客は4名。なかなか厳しいです。
祖父の生き方を訪ねて子と孫(語りを担った娘さんの他、撮影スタッフに息子さんもクレジットされていたような)がジャワのニュース映画製作の痕跡を巡る…