東京画 2K レストア版に投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)

『東京画 2K レストア版』に投稿された感想・評価

3.3

小津安二郎が’東京物語’で描いた1953年当時の東京は最早どこにも存在しない。ヴェンダースの深い幻滅と呆然とする様子が否が応でも伝わって来る。本作撮影時の1983年と言えば、奇しくもバブル前夜であり…

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4.0
小津安二郎に関わりのある人のインタビューがあったり、ヴェンダースがみた東京のドキュメンタリーがあったり、おもしろい作品だった。
途中寝たけど。
もう1回観たい。
HK
3.7

レストアを映画館で観て印象が変わった。

配信で見たときは「小津が撮った東京が失われてしまっていたようにヴェンダースが撮った東京も今や失われている」と思ったのが、画が鮮明になることで「この東京、まだ…

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amin
4.0

『東京物語』のオープニングで始まり、エンディングで終わるドキュメンタリー。ヴェンダースが東京、日本に『東京物語』を探す映画である。小津組のカメラマンの厚田雄春と、笠智衆にインタビューしているシーンも…

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3.3
サンプル製作会社って凄いなぁ。。
工房だよな。

原宿ホコ天のロカビリー族、タケノコ族。

パチンコは催眠術である。
ずっと忘れたいと思っていたことさえも、忘れてしまえる。
混乱した世界に秩序をもたらす眼差し、という評価は含蓄があった。無についてのモノローグを背景に、車窓に映った並走する電車の光が深く印象に残った。
煙
3.9
厚田雄春氏の映像と証言はほんとうに貴重。パチンコ玉とゴルフボールと青山墓地での野球。新幹線のローアングルは小津調ではない。食品サンプル。マリクレールの新聞広告。ヤンジャンの『みんなあげちゃう』。
3.9
開幕と終盤が東京物語モロ使いで強気すぎる。
三店方式に言及つつパチンコにどハマりするジャーナリスト精神。
現代と全く変わらないサミットとタモリ倶楽部のオープニング
3.9

今観ると小津の東京を探す80年代の東京を観る2020年代という構図になって面白い。
パチンコ屋がやたらフォーカスされてるけど、日本は気づいたらパチンコ屋みたいなセンスばっかになっちゃいましたね。80…

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masami
3.8

ちとうとうとしてしまった…。
お恥ずかしながら小津監督のことをよく存じ上げないんだけど、『秋刀魚の味』の脚本が出てきた時に、あぁ!あの観たいと思ってた映画の監督だったのか!とやっとピンときた。
黒澤…

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