単調といえば単調で、間に挟まれる映像の意味もよくわからないところもあったので前半はちょっとウトウト。、
が、後半は目を見開いて見てた。
この人の、「簡単には誰も信じないぞ」という目が亡くなった自分…
びっくりするぐらい面白かった。退屈する暇もなくあっという間に終わった。ファインゴルト氏は「怒りによって生きてきたのだろう」と自分を顧みる一方で直接的に怒りを表現する言葉を発さない。聴き手に共感を強要…
>>続きを読む今度は105歳の語り部。
アウシュビッツからはじまって4箇所の強制収容所に移送され、6年間死線を超えてきた。
大きな黒い瞳と、それを覆うおおきなまぶた。
接写だと象や亀のよう。
そんなおじいちゃ…
とてもつまらなくて驚いた。
このような作品に対して面白い・面白くないという評価をすべきではないという意見もあるかもしれないが、僕はした方がいいと思っている。というのも、「真実」に興味を持ってもらう…
よくぞこの話を映画に残してくれた!! 人類の記憶遺産ですねぇ!!
マルコ・ファインゴルト翁の話で、一番恐ろしく感じたのは、普通の人たちがほんの僅かな時間で態度を変えてしまうと言う話。状況が変わると人…
ホロコーストを生き延びたユダヤ人。
ナチスドイツに加担した責任を戦後長らく認めなかった、彼が祖国と感じるオーストリア。
彼が生き延びたのは、ご自身の力と共に運に大きく左右されたであろう。
絶望に…
各地で聞いた語り部の方々の奥底にあるものを引き出したら、このような形が出来上がるのだろうかと思いながら見る。
一人称で語られる楽しかったことも含めて、拭えない記憶の数々。
オーストリア併合という日…
安部公房『内なる辺境』を読み、ユダヤ人の歴史や民族性に興味を持ったために観た映画。求めていた内容とは少し違ったが、ホロコースト生存者の口から語られる凄惨な経験や当時の映像はとても貴重だった。ただ2時…
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