なんとも言えない余韻を残す作品。
過去に見た「愚行録」に似てると思ったら同じ監督の作品でした。
私の夫はいったい誰だったのか?それを解き明かすだけではなく、登場人物の背景が色々とてんこ盛りで見応えが…
事故により夫の大祐を亡くした妻の里枝は、彼が「大祐」になりすました全くの別人であったことを知る。里枝は夫の正体を明らかにするために、弁護士の城戸に身辺調査を依頼する。
里枝と大祐の夫婦を巡る…
戸籍を変えて他人に成りすましていた男の正体を探ることは、その男が何故自分でいられなくなったのかという理由を探ることであり、探る弁護士自身も含めての社会的命題に行き着く物語に惹きつけられると同時に、自…
>>続きを読むラストのシーン。
「そっちだったんかぁ~い」
って叫びたくなる邦画!
本年度ベスト!!
どうやら私は本作の主人公を終始勘違いして観ていた様です(笑)
でもこれが本作の満足度が上がった感じ。
巧妙…
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりのどっしり重ための邦画。
よかったです。
どうしてもオチまでのどんでん返し、なんやかんやが派手に演出されがちだけど、そんな大袈裟なことはなく、地に足のついた映画でした。
事実を知ってか…
このレビューはネタバレを含みます
映画館で見てきました。鬼の三日連続スケジュールです。
広告ではミステリー調で推されていましたが、いざ見てみると読み聞かせをきいているかのように、ゆっくりと淡々とした展開でのんびり観れました。
物語…
このレビューはネタバレを含みます
出演されている皆さんの演技がうまくて、見入ってしまいました。
最後のバーでのシーン、私は実際に里枝さんとと城戸さんが結婚したわけではなく、別人になりたい城戸さんが、知っている人がいない場所だからこそ…
雨の日の安藤さくらの文具店に窪田くんがやってくるシーンが良い。新しい家族の絵、特に父子の絆が温かくて切ない。
転じて妻夫木君が引っ張る中盤、在日問題、ヘイトクライム、死刑廃止など途端にキナ臭いテーマ…
「ある男」製作委員会