「親が親なら子も子」
✼感想✼
日本アカデミー賞最優秀作品賞。
この賞に恥じない良い作品でした。
死んだ夫が自分の知らない人間という
不可解な事象から物語が始まり、
序盤はサクサク話が進んでいき…
人間の本質とは何か、それは変わりうるのか、という根源的な問いを、しつこくない間接的な描写で描いた良作。しかし、決してプロパガンダには陥っておらず、鑑賞者の解釈に可能性を充分持たせている点に、映画への…
>>続きを読む「その人」を
その人と認識するには何が必要か。
名前?戸籍?今?
何をもってして私と言えるのだろうか。
夫が亡くなり、その夫は戸籍の人とは別人で
弁護士が自分と重ねながら解明していく物語。
…
「ある男」製作委員会